2016年04月28日

先人に学ぶ(1) 年度初めに

花428。
 雨は上がったようですが,また降り出すのではと心配な天気の一日でした。
 「明日からゴールデンウィークだ!」と楽しみや予定がたくさんある方,「何をしようか?」と迷っている方,あなたの予定は?



 文書や記録の整理をしていて,これまでに「教えていただいたこと」の記録を読み返しました。
 最近の自分が「○○は~と考え…」と話していることも,かつて学んだこと,聞いたことが基になっていると思うことが少なくありません。
 というより,すべてがそうかもしれません。

 「学ぶは,“まねぶ”であり,”まねる(真似る)”とも同じ語源である」と言われるように,聞いたこと,見たこと,教えててもらったことを,それを「真似して」「試して」「確かめて」自分のものになっていくのだと思っています。

 自分の記録にあった「先人の言葉(教え)」も,若い方々の参考になるものがあるかもしれません。
 何回かにわけて,ご紹介します。

 第1回は,年度初め(4月)の記録(1990年台半ば)から。

(1) わかる授業,楽しい授業をすること。それには,まず「先生が楽しそうにすること」。
(2) どう指導していったら効果があるか,きちっとした意見を出したい。方法・手段のついたものでないと,教育ではない。
(3) 〔授業について〕自分で理想とする授業をきちっとやってみる。それができて,自分のダメなところがはっきりする。
(4) 教師は,学級づくりの演出家である。教師が主役になってはいけない。子どもたちを,どう動かすか。

(5) (中3の学年集会で生徒に)あなたたちを大人だと見ている。だから,「~しなさい」とは言わない。話を聞いて「自分で考え, 自分で行動するようにして欲しい」
(6) 「午後のカットなし」を聞いて, 「当然じゃん」と言う生徒になるように,きちっと指導をする(説明する)。
(7) 行事は, 学年のレベルに合った内容で,少し高めをねらっていく。終わった時, 「ちょっと賢くなったかな」と思えるように。
(8) 中学生を育てる。「バスケットで勝つための指導」から『生涯, バスケットを楽しみとしていける指導』を。
(9) 〔進路の話の中で〕右手でフォローしたら,左手で, それをとる。
(10) 〔年度初めの職員会にて〕・計画的に,・改革的に,・研究的に
(11) 〔現職研修にて〕昨年の実践が,どこに位置付くか。今年は,それをどうしていけばいいか。そこから,どんな実践ができるか。
(12) 〔現職研修にて〕授業。終末での取り組みが弱い。
 ・知識が,頭の中で整理されていて,すっと出てくるようにしなくてはいけない。
 ・教科部会が強くないといけない。


 それぞれに説明がいるのかもしれませんが,今日はここまで。
 「説明を…」と言われる方は,お問い合わせください。


 さて,明日からゴールデンウィーク,どうしましょう。



【子供の素朴な疑問】
 桃太郎が出た後の桃は,食べたのだろうか?


タグ :語録新城市

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Posted by ガク爺 at 19:00│Comments(0)先人に学ぶ
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