2023年05月20日

モーニング情報交流会

情報交換会0520。 天気のよい日になりました。雨の後で、空気が澄み爽やかな感じでした。


 午前中、未来を拓く学校づくり研究会が主催する2023年度第1回 モーニング情報交流会があり、参加しました。

 今日のテーマ「学び方は変わってきましたか?」について、最初に情報提供があり、ブレイクアウトルームでの意見交換、最後に全体に戻って情報交流でした。
 情報提供は、熊本大学教職大学院の前田康裕先生からのお話でした。
 「求められる力と授業改善」で、これまでの“教科の学力”に対して、それらを横断的に捉え重視する4つの力から話が進みました。
○ 言語能力
○ 情報活用能力(情報モラルを含む)
○ 問題発見・解決能力
○ 現代的な諸課題に対して求められる資質・能力
 それぞれの力が、なぜ求められているのか。
 その力を、子供も教師も” 伸ばしていく授業改善を、どのように進めていくか。

 「これまでのように○○をすれば…。」
 「分かっているけど…。」
 「何をすればいいの…。」
 そうした状況に、先生と、そして子供に…、“何を行うか”、“何を目指すか”について、事例や場面があり、分かりやすい内容でした。

ポスター0520。 その中で紹介された絵『壁に映った世界の現実』は、印象的でした。
 作品コンテストのポスターにも載ったKEW2021-22コンテスト 「高学年の部」入賞作品です。(右図のリンク先「チラシを見る」より)
 「自ら調べ、活動し、学び、発信する」取り組みから、これからの教室の学びを考えさせられました。

 抽象化、概念化、具体化、メタ認知、振り返り…
 これからの教育を考え、新しい学びのある時間でした。ありがとうございました

 次回は、7月15日(土)、テーマ「不登校対策について話し合いませんか?」です。いかがですか。 



【関連】
  ◇未来を拓く学校づくり研究会
  ◇前田康裕(@yasumaeda)(Twitter)
  ◇前田康裕(Facebook)
  ◇前田康裕(note)

  ◇『まんがで知る デジタルの学び』(前田康裕・文と漫画)(2022/01/04 集団「Emication」)






【参考;昨年度の「モーニング情報交流会」(オンライン)のメモ】
  ◇第1回 5月22日(日) 「働き方改革、どうしていますか?」
    情報提供 中村友希県教委課長
  ◇第2回 7月16日(土)  「学習評価はどうしていますか?」
    情報提供 田中雅也校長、森万喜子校長
  ◇第3回 9月10日(土)  「学校と地域の連携は進んでいますか?」
    情報提供 池原鉄県教委指導主事、平林哲也元校長
  ◇第4回 12月3日(土)  「教職員を育てていますか?」
    情報提供 桐淵則之校長、平河力校長
  ◇第5回 2月4日(土)  「ICT活用の格差を感じませんか?」
    情報提供 水谷年孝校長、前田浩志教頭


タグ :研究会教育

同じカテゴリー(日記)の記事画像
人日の節句。 『教員不足──誰が子どもを支えるのか』(佐久間亜紀・著)
「小寒」。 『たべるノヲト。』(松重豊・著)
まだ休み? 詩「一秒の言葉」 (2017年の再掲)
「乙巳」。明けましておめでとうございます。
大晦日。 本年もありがとうございました。
冬至。 『むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。』(青柳碧人・著)
同じカテゴリー(日記)の記事
 人日の節句。 『教員不足──誰が子どもを支えるのか』(佐久間亜紀・著) (2025-01-07 17:00)
 「小寒」。 『たべるノヲト。』(松重豊・著) (2025-01-05 17:00)
 まだ休み? 詩「一秒の言葉」 (2017年の再掲) (2025-01-04 17:00)
 「乙巳」。明けましておめでとうございます。 (2025-01-01 12:00)
 大晦日。 本年もありがとうございました。 (2024-12-31 12:00)
 冬至。 『むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。』(青柳碧人・著) (2024-12-21 17:00)

Posted by ガク爺 at 17:00│Comments(0)日記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。