2016年05月31日

先人に学ぶ(5) 授業をつくる

花531。
 暖かい日になりました。
 日差しに“夏の暑さ”を感じましたが,風はまだ夏には少し時間がかかりそうです。
 でも,暑かった



 今朝,来客がありました。
 本年度の活動について打合せをしました。
 その後,小学校英語(?)に係る情報をお聞きし,話をしました。わくわくする内容でした。

 今の立場では,直接の活動(指導?)はできませんが,意欲のある学校へのコーディネートはできるかもしれません。
 資料を読んで研究してみたいと思います。

 今後が楽しみです。



 午後,初任の時の校長だった中西光夫氏の葬儀でした。
   ◇中西先生とのお別れ(弔辞)(山の舟歌・第3章(新城市長ブログ))
 最後にお話しした時,それまでのことを思い出しながらお別れをしました。
 感謝。
 合掌。




 中西氏の教えではありませんが,先人に学んだことです。

   授業をつくる … つくってゆく視点1
 子どもを見てゆく時と同じで,私たちが授業にとりくんでいくその仕方は,私たちが他の何かにとりくんでいくその仕方とつながっている。
 だから,授業につながるさまざまな仕事を,私たちはもっと生き生きとしたものに変えていくことができなければ,授業を変えていくことはできない。また逆に授業を変えていく歩みの中で,かかわるものが変わってゆく。

1.授業をふりかえる手続きを持つこと
 1-1 聞く
  (略)
 1-2 書く
  (略)
 1-3 読む(1)
  (略)
 1-4 読む(2)
 すぐれた実践記録を読むことである。まず次の3冊をすすめる。
 ・東井義雄氏「教師の仕事,仕事の心」(明治図書)
 ・斎藤喜博氏「授業の解釈と批評」(国土社)
 ・大村はま氏「教室を生き生きと」1・2(筑摩書房)


 若手教員のみなさん,上に紹介されている3冊を読んだことがありますか
 新しい実践記録もいろいろありますが,時には“古典”に触れることも,よい学び直しになることと思います。

 まだ読んでいない方,学校の“教員用図書”や,公立図書館を探してみてください。きっと見つかりますよ。
 そうした図書がない学校は…



【関連】
  ◇中西光夫さん自著「続・歩みし道の標」を刊行(東日新聞)
  ◇『なぞの「沙也可(さやか)」』(志交流勉強会 おかざき塾)
  ◇続・歩みし道の標/中西光夫( lagtime,precioustime)



【今日の小咄】
 あったら怖いもの。
 「ただいまおかけになった番号は,現在たいへん混み合っています。しばらくしておかけ直しください。」という110番電話。


  
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2016年05月29日

『ぼくらは働く、未来をつくる。』(AERA編集部)

花529。
 天気のよい一日でした。

 夕方,たいへんお世話になった方の訃報が入りました。これまで“教育に係ってこれた”ことの礎をつくっていただけた方でした。
 合掌 ありがとうございました




 雑誌「AERA」で連載された 俳優 向井理 の対談「仕事の理(ことわり)」をまとめた『ぼくらは働く、未来をつくる。 向井理×12人のトップランナー』(朝日新聞出版・刊)を読みました。
 向井氏との対談形式の内容ですが,書籍の扉や各章の扉の写真は“写真集”のイメージでした。雑誌で企画された構成が生かされているのでしょう。

 登場するのは,農業やエネルギー,若者の就労問題,途上国の貧困など,現代のさまざまな問題に取り組む起業家など12人です。
 「なぜ働くのか」「社会をどうしたいのか」,向井氏と同世代(30代)のトップランナーたちが熱く語り合っています。
 雑誌の連載時には読んだことはなく,それぞれの話が興味深いものでした。


 一人の話は,「シゴト ノ コトワリ」の言葉ではじまり,次ページにプロフィールと対談時のスナップが載ります。終わりに向井氏の「Re:対談を終えて」,対談者の「Re:Re:向井さん、お久しぶりです」が見開きに並びます。
 目次にかえて,それぞれの「シゴト ノ コトワリ」を。

宮崎 辰  すべては 「お客様にお喜びいただくために」 最高の満足をめざして勝負をしています
西辻一真  「野菜作りを始めたい」人が “自産自消"を楽しめる場を 提供しています
森見登美彦  物語は「徒歩10分圏内から」 自分の身近な世界を起点に 小説を書いています
白木夏子  美しいジュエリーの裏側に 暗い世界をつくらない それが「エシカルジュエリー」
工藤 啓  ひきこもりやニートと呼ばれる 無業の若者の「働く」を支えたい 支援というより投資と考えています
出雲 充  ミドリムシの力で 世界中の食料と環境の問題を 解決したいんです
成瀬友梨  新しい人のつながりを作る場所 家族でない人と共に過ごす場所 「シェア」の空間を設計しています
ニコライ・バーグマン  花の世界の “和洋折衷"が 僕のアイデンティティーです
スプツニ子!   サイエンスと融合した アート作品を 世界に発信しています
古屋将太  地域主導型の 自然エネルギー事業を 支援する活動をしています
飯田大輔  こだわりの豚肉を作りながら 障がい者の新たな雇用の形に 挑戦しています
小松真実  事業者やアーティストの夢を 個人の小額投資で実現する “黒衣"のビジネスです


 最後に,「再会座談会『ぼくらがつくる10年後の未来』」で,一人一人の描く“未来”について語り合っています。

 働くこと,未来を創ること,生きることを考えさせられる一冊です。
 若者(自称も含め)にお薦めです。



【おまけ】
 新年度になり2か月。「五月病」に悩まされていませんか。
 以前,次のチェックリストがありました。当てはまるものは?

  五月病チェック

□ 好きな趣味に関心がなくなった(やるのもおっくうだ)
□ 他人と会うのが面倒くさい(ドタキャンを繰り返す)
□ いつも読んでいる雑誌やテレビ番組を見たくなくなった
□ 常に気分がすぐれない
□ 勉強や仕事への不安が続く
□ 思考力や集中力の低下が著しい
□ 朝になると行きたくなくなり,遅刻や欠勤が増える
□ 「おはよう」「ありがとう」など,前から使っていた言葉を言い忘れる
□ 服装を選んだりするのが面倒になり,身だしなみに気を使わなくなった
□ 周りに気を使い過ぎる
□ 仕事のミスが増え,効率が落ちた
□ 疲れているのに眠れない
□ 常に眠気やだるさに襲われる
□ 食事への関心がなくなった
□ アルコール摂取量が増えた



  
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Posted by ガク爺 at 18:30Comments(0)読書

2016年05月28日

「働く」ということ

花528。
 今日は,もっと天気がよく「晴れの日」を期待していましたが,雲に覆われたままの一日でした。
 湿度も高いようで,蒸し暑さを感じる日でした。

 明日は,下り坂の天気のようですが,屋外の活動は大丈夫かな?



 旅の途中で出会った方に,失礼ながら「震災の時は,(ここに)お勤めでした?」と声をかけました。

 新築移転したホテルでは,「いろんな物が流れ込んでいて,それを片付け,修理をして営業を再開しました。」「自動車も刺さってました。」と,笑顔で話してくれました。
 新しい建物で颯爽と働く姿に,もう話を続けてはいけない気がして,止めました。

 温泉ホテルでは,直接津波被害はなかったものの,ライフラインが復旧するまでの水や食料のこと,温泉のパイプ(ライン)の状況が分からないことなど,避難から営業再開までの“懸命さ”軽やかに話されました。

 話をお聞きした方は,どなたも「当然のこと」として話されました。
 しかし,大きな不安に押し潰されそうになりながらも,それを跳ね除け“職場で働いて”みえたことでしょう。


 知人の釜石の校長(当時,副校長)は,子供達の安全確保と避難,その後の避難所対応や学校の復旧に取り組んで,自宅に戻ったのは数日後でした。その方の自宅は津波に流され,亡くなった家族もいました。
 この話をお聞きしたのは,いろいろとお話をうかがったり,地区を案内していただいたりして,かなり時間がたってからでした。

 家族のこと(自分のこと)と仕事のこと,難しい選択であったに違いありません。
 その判断は,「子供」と「職場」を選びました

 あの日,多くの方が“究極の選択”を迫られ,それぞれの判断と行動をされたことでしょう。
 それぞれの話に,「働く」ということを考えました



 震災とは関係ありませんが,勤務体系に興味をもった仕事をされている方(女性)に尋ねました。
 「○○は,17連勤です。男性には,もう少し長い方もいます。
 別の女性は新人で,「14連勤です。この勤務を承知で仕事に就きました。」と。
 14連勤の間は,ずっと勤務場所にいるのです。

 驚きです。
 あれっ,休みは?



 「仕事をする」「働く」ということは,“稼ぐ”こととは別のことだと思います。
 勤務時間や賃金などで“ブラック事業所・企業”という話になりますが,そこには「働く」ということが失われています。

 出会った方々との話から「働く」ということを考えました。

  

Posted by ガク爺 at 21:55Comments(0)日記

2016年05月27日

旅を終えて。

 明け方まで雨が降りましたが,日中は日差しも出て“暑い日”になりました。
 G7伊勢志摩サミットが終わりました。
 オバマ大統領が広島を訪問した歴史的な日でした。



 旅から戻りました。東北を巡りました

東北001


 東北を訪れると,やはり「震災の跡」が気になります。
 その姿は,以前とは大きく変わっていました。しかし,それと同じくらいかそれ以上に「変わっていない」「以前のまま」と感じることがありました。
 これまでの時間を考えると,“変わっていない”ということは,後退しているということなのかもしれません。
東北002

東北004


 三陸各所で,ダンプやトラックが道路を行き交い,重機が現場で動き回っていました。
 その数の多さに,驚きと怖さを感じました。

 車窓から“現場”を見て,こんなメモを綴りました。

 旅の途中。
 変わっていく中で
 その日を残すことの
 意味と難しさ
 復興・福幸には
 どちらが…。


 被災地から遠くにいる者が,「今」について語ることはできませんが,「復興・福幸とは何か?」について考えさせられる光景でした。
東北003



 今,そして次に,できることは…。



【関連】
  ◇The White House - @WhiteHouse(Twitter)
  ◇オバマ大統領の広島スピーチ全文(ハフィントンポスト‎)
  ◇【オバマ大統領広島訪問】安倍首相の演説全文(産経ニュース‎)




  


Posted by ガク爺 at 19:15Comments(0)日記

2016年05月26日

お嬢様らしい「けなし言葉」は…。

花526。
 世に“お嬢さん”は,何人ぐらいいるでしょうか。
 この表現に,問題があるかな…。


 ある資料に「けなし言葉」が列記され,そこに「お嬢様は…」と記述がありました。

   お嬢様らしい「けなし言葉」

無礼な人 = はっきりしてらして
いばっている = 自信がおありで
ずるい = 世渡りにたけていらっしゃる
けち = 合理的なことに徹していらっしゃる。贅沢なことがお嫌いなの
のろま = おっとりしていらっしゃる
うるさい人 = いつもお元気そうで
太っている = ふくよかでいらっしゃる
貧相な人 = お目立ちになる方ではいらっしゃらない
気がきかない = おっとりしていらっしゃる
だらしがない = 頓着がないお方ですから
趣味が悪い = 個性的な装いをなさる方で
       = お地味な(お派手な)御趣味でいらして
意地悪 = 悪意はおありにならないのでしょうけど
仲がよくない = わたくしとはいまひとつそりが合いませんで
嫌い = わたくしは苦手なのでございます(人)。
    = たくさんはいただけません(食べ物)


 いかがですか?



【今日の小咄】
 テレビショッピングお「ど忘れ辞書十巻セット」と注文した父が,届いた際に「これ,誰が頼んだの?」。
 これは,ど忘れどころじゃないかもしれない…。

  
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Posted by ガク爺 at 19:30Comments(0)雑記

2016年05月25日

水木しげる氏の言葉

花525。
 今日は,「水木しげる」氏の言葉です。


  幸福の七か条 (水木しげる)

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。


 いかがですか。



【今日の小咄】
 郵便局で「五十二円切手を五十枚ください。」と言い,はがきと間違われないように「切手ね!」と念を押した。
 局員は,わざわざ五十枚の切手を一つずつ切り離してくれた。


  
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2016年05月24日

「洗脳」??

葉524。
 旅の途中です。
 ブログの更新は,予め用意した原稿になっていますが,よろしければお読みください

 旅のようすは,少しずつSNSで発信していますが…。
   ◇Instagram(shinshiro @tsukude)



 「洗脳」というと悪いイメージがありますが,「人」に係っていくことは,少なからず“洗脳”の動きがあると思います。
 それは,「教育の営み」にもいえると思います。

 以前読んだ文書に,「洗脳」について,次のような分類がありました。

「信頼」
 人は,生活する上ですべてのものに対して思考力を働かせているわけではない。決まりきったと思われるものに対しては機械的な反応ですませてしまう。喫茶店で出されるコーヒーに毒が入っているかどうかなど,考えることはしない。
 ところが,毒入りコーヒーなどを出す(に等しいこと),価値観を崩壊させて新しい信頼を「埋め込む」というような手口で洗脳される。

「お返し」
 「今まで決してラクな道を歩んでいませんね。もう大丈夫ですよ。」と徹底的に親切にされると,人は自分も相手に対して親切にしようとする。そういう相手が頼むことを2度,3度断り続けるのは相当にしんどい。

「一貫性」
  「行動」「考え」「気持ち」というのは一貫しているべきだと人はなんとなく思っている。高価な健康食品を購入し,摂取すると,当然元気になるべきだと思い,元気になった気がしてくる。対価以上の効果があったと思い,他人に勧めるようになる。ここで重要なことは「お金を使わせる」ことである。

「社会的証明」
 人は,目の前で集団の行動を見せられると,それに逆らって動くのは難しい。閉ざされた環境で,集団で「素晴らしい」と言っているものに,反抗的態度を表明することは困難であり,暗黙のうちに賛成させられてしまう。

「好意の連想」
 テレビで通信販売する商品をタレントが出てきて褒めちぎると,なんだか親しみのあるいいモノのように思えてくる。タレントへの好意を商品に投影しているのだ。

「権威」
 同様に,ある権威者と懇意であるような関係を見せつけると,その人まで権威があるように思ってしまう。テレビに出演しているというのも同様の効果をもたらす。この作用は強力で,社長秘書が社長のように威張るのは珍しくないことだ。だからいろんな人が偉い人との写真を飾りたがる。

「希少性」
 「先着50名」「在庫限り。こんどはいつ入庫するかわかりません。」という希少性を知ると,必要ないものまで「今すぐ確保しておかねば」と考えてしまう。

 広義にいえば,主張,意見の交換はすべて洗脳しあっているといえるのかも知れません。しかし,洗脳は論理以外の心理的要素により,あなたの選択の自主性を奪うという点で話し合いと大きく違います。


 いかがですか。
 あなたの仕事に読み替えると,「同じだ」という側面はありませんか

 何事も“表裏”があり,一面だけで良し悪しを言えることではありません。それを「良」「よいこと」としていくことが大切だと思います。



【今日の小咄】
 6歳の息子に「好きな女の子は誰?」と聞いた。教えてくれないので,クラスの子一人ひとりの名前を言ってみた。「違う」「違う」と言っていたのに,ある女の子のときだけ,急に「教えない!」に変わった。
  

Posted by ガク爺 at 19:10Comments(0)雑記

2016年05月23日

『「来ちゃった」』(酒井順子・文)

葉523。


 「行ってきました。」「ずっと行きたかった。」「やっと行けた。」…
 出かけた先で,初めて見たこと,知ったこと,見つけたことがあります。感動!

 残念なことに,戻ってくると,「あれっ?」と記憶が戻ってこないことがあります。
 それが増えているような…。加齢?

 覚えているうちに“記録”をしようと思うのですが,なかなか書けません。
 図書館で本を見ているとき,いくつかの「旅行記」が目にとまりました。
 その中の一冊に,『「来ちゃった」 (小学館・刊)がありました。
 この本は,大人向け高級女性誌『プレシャス』(本書内の表現)に連載していたものをまとめたものです。
 「どこへ行ってもいい」と始まった旅の目的地は,ちょっと個性的(?)です。



 出版社の説明には,次のように書かれていました。

 このふたりの旅が、面白くないはずがない!
 著書多数、超人気エッセイスト・酒井順子さんと、『きょうの猫村さん』が人気の漫画家・ほしよりこさん。
 ふたりが選んだ目的地は、「出生率一位の地」「寅さんが最後に行った地」「こけし工人がいる温泉」etc.
 ど真ん中よりも端っこへ。限りなくニッチなデスティネーションばかり。
 行った先ではリュックひとつ背負って、灼熱の太陽に焼かれながらサトウキビ畑のなかで自転車をひたすらこいだり、藁ぞうりに白手袋をはめ、ロープにつかまって岩をよじ登ったり、船酔いで顔面蒼白になったり――
 いろんな意味で「来ちゃった…」とぽつり、つぶやいてしまうような、近くて遠い国内旅35に海外2か所を加えた、計37の旅の記録が1冊にぎゅぎゅぎゅっと詰まっています。
 あたりまえの観光地を訪ねる旅にはもう飽きてきた大人女子への、旅のヒントが満載です。


 酒井氏の文章はすっきりと短めの言葉で,見たこと聞いたことが説明されています。
 雑誌の連載だったことで,1か所の説明はコンパクトですので,どこからも読むことができますし,選んで読めばよいようです。

 旅行記を綴ることを忘れて,“あたりまえの観光地”でない旅を楽しみました
 みなさんも,本書で旅してみませんか




  目次

 はじめに
果てへ 遠くへ
  旭川~稚内(北海道)
  八代~鹿児島(熊本県・鹿児島)
  栃尾~栃尾又(新潟県・長野県)
  多良間島~沖縄島(沖縄県)
  高月~余呉(滋賀県)  ほか
海にも 山にも
  椎葉村(宮崎県)
  後生掛温泉(秋田県)
  京都~明石(京都府・大阪府・兵庫県)
  須坂(長野県)
  いわき(福島県)  ほか
さらに奥には?
  土湯(福島県)
  半田~浜松(愛知県・静岡県)
  星野村(福岡県)
  隠岐(島根県)
  盛岡~岩泉(岩手県)
 特別対談(酒井順子×ほしよりこ)
 あとがき





【今日のひとこと】
 期限を決めよう!(望月俊孝)
  「いずれ」「そのうち」では,その日は来ない。
  
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Posted by ガク爺 at 18:00Comments(0)読書

2016年05月22日

「ドラえもんの言葉」から

花522.
 今,旅に出ています。
 ブログの更新は,予め用意した原稿になるかもしれませんが,よろしければお読みください


 旅のようすを,SNSで発信するのかな…。
   ◇Instagram(shinshiro @tsukude)
   ◇Twitter(ガク爺 @gakujii)
   ◇Facebook



 「ドラえもん」は,国民的漫画と言ってよいと思います。
 22世紀の未来からやってきたネコ型ロボット「ドラえもん」は,ドジな小学生「野比のび太」と過ごす中で,いろいろな話をしています。
 その言葉から。

○ 「毎日の 小さな積み重ねが 歴史を作っていくんだよ」
○ 「過ぎ去った時間は もう二度と帰ってはこないんだ」
○ 「悩んでいるなら 一つでもやりなよ」
○ 「意地悪されるたびに 親切にしてやったら どうだろう」
○ 「他人にできて、君だけに できないなんてこと あるもんか」
○ 「人にばかり頼っていては いつまでたっても 一人前になれないぞ」
○ 「どっちも自分が正しいと思っているよ 戦争なんてそんなものだよ」
○ 「ほんとのファンなら 落ち目のときこそ応援しなくちゃ」
○ 「いっぺんでいいから 本気で悩んでみろ」
○ 「何にもしないで いきなり偉くなれると思うのかい」


 ドラえもんの言葉を,どのように読みましたか。

 ところで,のび太に,言葉は通じたのかな。



【今日の小咄】
 国語のテストで,「『うってかわって』を使って短文を作りなさい。」という問題が出た。友人は,「彼は麻薬を打って変わってしまった。」と書いていた。
  
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2016年05月21日

先人に学ぶ(4) 「先生の一日」

花522。
 気づけば,すでに5月後半,学校では1学期後半に入る時期となっています。
 昨年までと違う時間が流れています。



 さて,先生方,一日をどのように過ごしていますか
 古いメモのなかに,「先生の一日について」話された先輩の言葉がありました。中学校の先生に向けて述べていますが,小学校でも変わりません。
 「先生の一日」を考えて,月曜日を迎えませんか。

学校へ行くまでにできること
 ○新聞で,ラジオで,テレビで…話題をつかむ。
  ※早起きで余裕を持てば話題をつかむ時間が持てる。
  ※カーラジオは有効な情報収集手段。
 ◎朝の会の話題につかえる。
 ◎生徒に対するあいさつの後の第一声が勝負。連絡だけはダメ!
学校へ着いたらできること
 ○自分の教室はもちろん学校を散歩のつもりで一回り
  …環境を整える第一歩!
  ※学校に落ちているもので一番多いものを知っていますか?
  ※窓を開けながら早く出てくる生徒に声をかける。
  ※こっちの元気が伝わればいい。
職員朝礼でできること
 ○校長先生の言葉は必ず記録…かみくだいて生徒に伝えるのは義務だ。
  ※学年の打合せは主任の心配りで早く的確に終わらせる。
  ※打合せが終わったら,すぐに教室へとんで行け。
   入るなり「おはよう!」先手
 ◎担任が教室に入るなり,席に着くようになるのは,いわゆる“しつけ”。
  毎日コツコツと着けるように指導 … 着いた時に認め,そこがスタート!
朝の会でできること
 ○学校へ来るまでの話題収集が生きるのはココ!!
  教師がイニシアチブを!!
  ※生徒の変化を読み取れ。(服装,顔つき,頭髪,席,そして黒板)
  ※第1時のチャイムの前に終わる。
   教科主任が教室の前に来ていたら,必ず「お願いします」と声をかけてから教室を去る。


 今日はここまで。
 この後,「授業でできること」「放課にできること」「給食を共にすることでできること」「そうじの時間にできること」「帰りの会でできること」「部活動でできること」「部活動が終わってからできること」と続きます。

 今では,学校に着いたら「メールチェックして…,返信して…」などの業務があるかもしれませんし,インターネットでの情報収集が多いかもしれません。
 新しい動きに変わったとしても,ここで述べられている“思い”をもって,先生方は子供達の前に立っていると思います。

 「先生,月曜日の朝は何を話しますか?



【今日のひとこと】
 『変わってるね』と言われたら喜ぼう。(志賀内泰弘)
  夢をかなえた人は,みんな変わっている。
  いわゆる奇人・変人。
  そう呼ばれるようになったら,夢の実現も近い。

  
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