2018年02月28日
「TTP」って知ってます?

明日から3月。年度末に向け“まとめ”と“次への準備”です。
TTP。TKP。OKP。この3つの言葉ご存知ですか。
“正しい”出典は承知しておりませんが,最初に聞いた(読んだ)のは,「しもやん」こと下川浩二氏の話でした。
パクることは学ぶことです。いいな!と思ったらすぐにパクってください。自分にできることから,全力でとことんやれば,パクることはかっこわるいことではありません。いちばんかっこわるいのは,何もしないことです。そこから,「TTPの三段活用」が出てきます。
TTP = 徹底的にパクる。いかがですか。聞いたことありませんか。
TKP = ちょっと変えてパクる。
OKP = 思いっきり変えてパクる。
学ぶことは真似ることから始まりますが,まずは,手本となる理想の人,事柄を見つけて,その人の行動や事柄を徹底的に真似ることです。これが「TTP」です。
それができるようになったら,人や事柄を真似るときに,少し自分なりの工夫で“変えて”オリジナリティを加えていきます。これが「TKP」です。
そして,最後は「OKP」です。思いっきりスタイルを変えて,パクります。自分のやり方を取り入れ,オリジナルモデルがうまれています。もう“真似をしている”とは言えないかもしれません。
ある方は,このことを「日本の伝統的な学び方の“守破離”の考え方を今風に表現したもの」と言っていましたが,ちょっと違う気がします。
TTPからTKPへ,そしてOKPへと“バージョンアップ”して,自分の形を創っていきましょう。
みなさん,TTPするものを見つけていますか。
2018年02月27日
「元気の素」と「頑張る力」のある子供。

今日は気温が上がり暖かい日でした。
明日は雨が予報されています。一雨ごとに“春”が深まっていくことでしょう。
以前,知人が,法事で住職の話にあった言葉として,
人間の究極の幸せは四つあるとおっしゃったんです。それは,愛されること,人に褒められること,人の役に立つこと,人に必要とされることだと。を教えてくれました。
その方は,会社の社員のことから話していましたが,子供も同じだと思います。
子供は「愛され」「褒められ」ることで,安心して過ごします。
「役に立っている」「必要とされている」ことを知ることで,頑張ろうとします。
はじめから「元気の素」や「頑張る力」をもっていない子供はいないはずです。
「何か」のズレが,それらを隠しています。
霧が覆って隠しているのかもしれません。
そんなズレがあったり,隠していたりする子供が,多くの学校にいるようです。
そんな子供も,今の場所から一歩横へ動くだけで,隠れているのが見えてくるはずです。
「愛して」「褒めて」いき,「役に立っている」「必要としている」ことが心に伝わると,体が動き出すことでしょう。
「元気の素」や「頑張る力」が満ち活気のあふる子供で,地域をいっぱいにする学校であってほしい。
そうした子供が,未来(あす)の夢を語り創ります。
タグ :先人の言葉
2018年02月26日
お招きをいただいて。

日中は,当地でも10度台半ば気温となりました。
徐々に春を感じられるようになってきます。明日は…。
今日の昼,作手小学校の「感謝する会」にお招きいただきました。
作手小学校では,21日から給食の時間を使って,読み聞かせやふるさと先生,スクールガードなど,子供達の活動に関わっている地域の方を招いて開かれています。今日が4回目でした。
ランチルームで,子供達からの手紙をいただき,一緒に給食を食べました。
久しぶりの給食を美味しくいただきながら,子供達の話を楽しく聞き会話しました。
素敵な時間をありがとうございました。
児童のみなさん,これからも充実した学校生活を過ごしてください。
届くのを楽しみにしている冊子の一つ『プチ紳士からの手紙』があります。
今月も昨日届きました。
心が温かく,ほっとしました。
みなさんも,いかがですか。
【フォーラムの追記】
◇学ぶ先生 ①(みなさんのおかげ日記)
◇学ぶ先生 ②(みなさんのおかげ日記)
◇学ぶ先生 ③(みなさんのおかげ日記)
まだ続くようです。
【関連】
◇新城市立作手小学校
◇いい話の広場 【運営】プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動
タグ :小学校
2018年02月25日
解散! 8年が過ぎました。

もう「暖かくなった」と感じていましたが,春になるには,もう少し時間がかかりそうです。
昨日の愛される学校づくりフォーラム2018 in 名古屋を終え,参加いただいた方から「良かった」「勉強になった」「新年度への準備を見直します」などの声をお聞きできました。
提案のあるフォーラムになりました。
学校ホームページやブログに,フォーラムの記事がありました。
参加いただいた方は思い出しながら,ご自身の感想を振り返っていただけるとありがたいです。
また,関心をもっていただいた方は,それぞれの記事から,フォーラムの内容・提案を知っていただければ幸いです。
◇「愛される学校づくりフォーラム」に参加しています(江南市立古知野北小学校)
◇愛される学校づくりフォーラム(江南市立布袋小学校)
◇2/24 愛される学校づくり研究会(大府市立共長小学校)
◇2/24 愛される学校づくりフォーラム模擬授業(岩倉市立岩倉中学校)
◇2月24日(土)<校長室より>愛される学校づくりフォーラム (一宮市立浅井中学校)
◇2月25日(日)<学びの創造>フォーラムに参加して(一宮市立浅井中学校)
◇2018.2.25 愛される学校づくりフォーラム(江南市立古知野北小学校)
◇愛される学校づくりフォーラム(あなたも社楽人!)
◇最終回の「愛される学校づくりフォーラム」の1日(三楽の仕事日記)
「三楽の仕事日記」のタイトル,記事にあるように,フォーラムは今回が最終回となりました。そして,閉会時の会長あいさつで「愛される学校づくり研究会」を解散することをお伝えしました。
前身の学校評価研究会から名称を「愛される学校づくり研究会」と変え,8年間活動をしてきました。
研究会の活動は,約2か月ごとに開く例会を中心に,普段はメーリングリストを使って情報交換や研究(検討?)を行ってきました。そして,研究や活動をフォーラムで発表・提案してきました。
会員として参加,例会へ単発の参加,フォーラムに参加と,いろいろな形でこれまで多くの方に関わっていただきました。
これまでのフォーラムについて,ブログ記事を読み返してみました。
注)記事内のリンクは当時のものです。リンク切れはご容赦ください。
◇2011年2月19日 (土) 愛される学校づくりフォーラム2011 in 名古屋(『福禄寿』(仕事日記から))
研究会として最初のフォーラムです。午前は「学校広報研究会2011フォーラム in 名古屋」で,それに続いて,午後の開催です。
◇2012年2月25日 (土) 「愛される学校づくりフォーラム2012 in東京」 終了しました (『福禄寿』(仕事日記から))
東京の会場で行い,午後は「名人の授業」にICTを取り入れた追試をし,それを提案しました。
◇2012年8月11日 (土) ありがとうございました 「佐藤正寿先生から学ぶ会」 (『福禄寿』(仕事日記から))
この日は,臨時例会として名古屋で“授業名人”に学びました。佐藤先生には,フォーラムで授業名人 有田和正氏と模擬授業をしていただきました。
この年から2年間,会長を務めさせていただきました。
◇2013年2月16日 (土) 「愛される学校づくりフォーラム2013 in 東京」終了しました (『福禄寿』(仕事日記から))
午前中,校務の情報化について,“劇団”を仕立てて提案をしました。その新奇さ(?)は“まじめな教員”の多い研究会ならではです。そのときのパンフレットには,こんな紹介をしました。
午後は,授業名人の模擬授業で学びました。
◇2014年2月 9日 (日) 「愛される学校づくりフォーラム2014 in 京都」でした。 (『福禄寿』(仕事日記から))
◇2014年2月10日 (月) フォーラムの記事
関東での提案が続いたので,初めて関西に出かけました。この日は大雪で,会員が開始時間に集まれるのか心配しました。
この年から「授業研究」について研究・検討をしてきており,その手法について提案しました。
◇2015年2月21日 (土) 愛される学校づくりフォーラム2015 in 大阪。 (『福禄寿』(仕事日記から))
大阪に会場を移し引き続き関西での開催です。午前は「愛される学校のつくり方」の提案と協議をご覧いただきました。
午後,模擬授業を行いましたが,ボロボロで参加者,会員に迷惑をおかけしてしまいました。
◇2016年2月 6日 (土) 愛される学校づくりフォーラム2016 in 東京 (『福禄寿』(仕事日記から))
再び,東京の会場で行いました。
午前は,「愛される学校づくり“公開”研究会」で,普段の例会を見ていただきました。午後の模擬授業では,ICTを使った「授業検討ツール」がバージョンアップしており,使いやすさも提案できました。
※翌日の記事で他の方の情報発信を紹介しています。
◇2017年02月19日 愛される学校づくりフォーラム2017 in 名古屋 (集団「Emication」)
会場を地元(?)名古屋にして行いました。
学習指導要領改定案で注目された「カリキュラム・マネジメント」について午前に提案しました。午後は,模擬授業を通して「授業改善」の手法についての提案です。
そして今回です。
こうして振り返ると,常に“これから先”の提案ができていたように思います。限られた例会のなかで繰り広げられた“熱い討議”により,その内容が充実したものとなり,研究会として自信をもった提案ができていたと思います。
例会をはじめメーリングリストやホームページの運営,そしてフォーラム開催には,企業会員(EDUCOMの参加・協力のおかげです。
研究会は解散しましたが,研究会のホームページは残りますので,教育コラムなど,引き続きご覧・ご活用ください。
会員そしてEDUCOMみなさん,ありがとうございました。
そしてフォーラムにご参加いただいたみなさん,ありがとうございました。
【関連】
◇愛される学校づくり研究会
タグ :研究会
2018年02月24日
愛される学校づくりフォーラム2018 in 名古屋

今日は,愛される学校づくりフォーラム2018 in 名古屋を行いました。
会場の昨年に続き東建ホール・丸の内で,多くの方に参加をいただき開催できました。
研究会で取り組んできた「そのように新学習指導要領に向かっていくか」について,4つの観点から提案しました。
○ICT活用と新学習指導要領それぞれの“プラン”は,そのまま学校で取り入れることができるように構成しています。
○学校経営と新学習指導要領
○学校と保護者・地域連携と新学習指導要領
○授業改善と新学習指導要領
参加者には,提案や資料をホームページからダウンロードして利用していただけるようにしました。
月曜日から利用・試行していただけるとうれしいですが,どうでしょう。
後半は「楽しく手軽に授業改善をしよう」で,3つの模擬授業を材料に,授業改善の“具体的な取り組み”の提案でした。
○模擬授業A「小学校 社会」趣旨説明で「楽しく」「手軽に」について尋ねましたが,ご覧いただいて,それが伝わったでしょうか。
授業者;大学生
授業アドバイスツール(アドバイスモード)を使用して,3者から授業アドバイス
○模擬授業B「小学校 算数」
授業者;和田裕枝
授業アドバイスツール(授業検討モード)で「主体的」「対話的」「深い学び」に視点をあてた授業検討
○模擬授業C「小学校 理科」
授業者;野木森広
「3+1授業検討法」での授業検討
そして,「やってみたい」と“主体的”な思いを抱いていただけたでしょうか。
参加いただいたみなさん,ぜひ感想を“外化”してください。
お声をお待ちしております。
終了後,会場を移して懇親会でした。
今日のフォーラム,本年度の活動,これまでの歩み,日々のようす…
普段〈仙人のような生活〉をしている「自由人」にとって,たいへん魅力的で刺激的な話を聞くことができました。
こうした仲間と“学びのとき”を持つことができる幸せを強く感じました。
ありがとございました。
【関連】
◇愛される学校づくり研究会
タグ :研究会
2018年02月23日
『江戸おんな絵姿十二景』(藤沢周平・著)

今日も,晴れの日で,日差しのおかげで,暖かさを感じる一日でした。
春を感じます。
作者,題名の「江戸」,表紙の「絵」が気になって『江戸おんな絵姿十二景』(文藝春秋・刊)
本書は「藤沢周平 没後20年記念」として出版されたものでした。
あとがきで,
「江戸おんな絵姿十二景」は,かなり前に文藝春秋本誌に一年間連載したもので,一枚の絵から主題を得て,ごく短い一話をつくり上げるといった趣向の企画だった。一話が大体原稿用紙十二,三枚といった分量ではなかったかと思う。いわゆる掌編小説である。と述べている通り,一話を一気に読んで楽しめます。
文藝春秋には昭和56年3月号から1年間にわたり連載されたそうです。主題となった浮世絵は,鈴木春信「雪中縁端美人」,鳥居清長「女湯」,喜多川歌麿「傘さす男女」,歌川国貞「集女八景 洞庭秋月」など12点で,本書には全点カラーで収録されています。
「自分だったら,どんな話を綴るか?」と,不遜な思いをもって浮世絵を楽しみ,藤沢氏の文章を楽しんだ一冊です。
いかがですか。
読書メモ
物語のはじめに
私がはじめて時代小説を書こうと思いたった時,北斎や広重の絵がひとつの入口になった。浮世絵には無限の想像力をかきたてる世界が隠されている。その中から十二の場面をえらんで小説をつけてみることにした。といっても,触発されて出てくる想像の世界を掌編にするだけのことで,中味は必ずしも絵の説明とはならないだろうが,その上で両者がどこかでつながっているあたりを眺めていただければよいのではないかと思う。
目次
物語のはじめに
夜の雪
うぐいす
おぼろ月
つばめ
梅雨の傘
朝顔
晩夏の光
十三夜
明鳥
枯野
年の市
三日の暮色
あとがき
タグ :読書
2018年02月22日
忍者の日。市議会にて。

「春ですねえ」
今日は「忍者の日」だそうです。
2015年に,伊賀上野観光協会と甲賀市観光協会が幹事を務める「忍者の日」実行委員会が,2月22日(ニンニンニン)を忍者で盛り上げる日として制定した記念日です。
記念日制定の前年,ラスベガスで,忍者だけが参加したマラソン大会を開催したそうです。一見すると誰も走っていないように見えるのですが,主催者によると「忍者が速すぎて誰もいないように見える」のだそうです。
今も「忍者のマラソン大会」が開かれているのかな。応援は難しそうです。
今日の市議会第1日で,市長による「平成30年度予算大綱説明」と,教育長による「平成30年度教育方針説明」がありました。
予算は,『「チームしんしろ」でまちづくりの躍進を一“リニューアル新城”に踏み出す平成30年度予算(案)』として説明がありました。
説明のはじめで,
平成30年度は,新城市第1次総合計画の最終年次にあたり,これまでのまちづくりを総括するとともに,それを足場に新たなビジョン・第2次総合計画の基本構想策定に向かう年度であります。と,現状を述べていました。
また地方創生事業の核となる「新城市人口ビジョン」「同まち・ひと・しごと創生総合戦略」の諸事業が推進されるなか,昨年10月に行われた市長選挙・市議会議員選挙に体現された市民意思を確実に実行に移す最初の年度ともなります。
平成30年度は,このような節目にふさわしく,今後のまちづくりを象徴する諸事業が数多く立ち上がり,具体的な姿となって市民の前に展開されます。
それに続く“施策(予算)”を,市民のみなさんは,どのようにとらえたでしょうか。
教育方針は,『共育で「子育ち・人育ち・地域育ち」~学校・地域を新たな視点で拓く~』をテーマ(?)として説明がありました。
説明の最初は,
肝心なことは,「住む場所」や「学びの場」である。と,現状を述べています。
新城市は,空気がきれいで水もうまい,食材も豊富で人柄も温和,気候も温暖で災害も少ない,自然や歴史文化の教育資源が豊富である。こうした自然・人・歴史文化の「新城の三宝」に恵まれ,健康な体や素直な心,好奇心旺盛な子供を育てるには,最適の町である。さらに「三つ子の魂」を養う幼児期の教育においても,「新城版こども園」で,教育と保育の内容も充実し,親の経済的負担も少なく,待機児市の心配もない。
そこで,新城の恵まれた教育環境の魅力をもって,共育でしつかりと足元を固めたい。共育により「子育ち・人育ち・地域育ち」を図り,未来を「たくましく生き抜く力」を身につけさせたい。若者議会の提唱する「教育のプランディング」により,「子育てするなら新城で!」と自信をもって言えるよう,共育の人的・物的な環境を整えていきたい。
それに続く施策は,「子育てするなら新城で!」の思いを抱いていただけたでしょうか。
市が行う事業,教育活動,それぞれに「対象」があり「成果・結果」を期待して実施されます。その“裏付け”となる予算や“人・もの・こと”が,しっかりしたものであるよう,関係のみなさんに期待しています。
よろしくお願いします。
【関連】
◇2.22(ニンニンニン)「忍者の日」キャンペーン
◇日本忍者協議会 公式サイト「Japan Ninja Council」
◇新城PRの「忍者隊」結成 若者有志がダンス披露へ(中日新聞 2018/02/16)
#長篠設楽原忍者隊 hashtag on Twitter

〈追記〉
◇【3月定例会】本会議第1日目(新城市|竹下修平 のHP 〜自考自律の日々〜)
2018年02月21日
小学生の「食」。オリンピック。

天気予報でも「寒波」「低温」との言葉は少なくなっているようです。
いつもの春がやってきそうです。
気持ちもわくわく…。
今日,作手小学校の6年生に,「食の授業」がありました。
先生(講師)は,地域のキッチンクラブのメンバーです。
今日の授業は,来週28日に行われる「フランス料理を食べる会」(正しい名称は承知していません)に向けてのものです。
この催しは,「小学校を卒業する6年生に”食”を伝えたい」と願う地域の方々が,食に関わる方々に働きかけて実施できるものです。
そして,この催しが1回だけでなく,子供達が「卒業前に体験できる」と楽しみにする継続したものに企画していただけています。
「イベント」を計画するのは簡単ですが,継続したものになるような段取りは大変だったと思います。
ありがとうございます。
授業を参観にいくと,黒板に「こ食」の文字があり,続けて6つの「こ」が書かれていました。
個・小・粉・孤・固・濃
「こ食」と聞くと「孤食」を思い浮かべていましたが,いろいろあるようです。
「個食」それぞれの状況(食事)を説明し,それが“どんな問題”を含んでいるのか,子供達に伝えていました。
家族揃って食事をしているのに,各々が別々のものを食べている食事です。自分の食べたいものであれば,家族とは違うものを食べてしまうようなことです。
「小食」
食事の量が少ないことです。ダイエットなどで食事の量が少なくなってしまうようです。
「粉食」
麺類やパン,パスタなどの粉が原料のものばかりを食べていることです。食の欧米化(?)によって増えてきている食事です。
「孤食」
独りで食事をすることです。核家族化,生活リズムの違いなどで,独りで食事をしているようなことです。
「固食」
同じものばかりを食べている食事です。同じもの,似たようなものばかり食べているというようなことです。
「濃食」
濃い味付けのものを好んで食べている食事です。加工食品や調理済みの食品ばかり食べることです。
(他に「子食」というのもあるようです)
続いて,料理,フランス料理に関わる話になっていきました。
子供達に「学び」の機会をつくっていただける地域の方々です。
平昌オリンピックでは,熱戦が繰り広げられています。
この「場」と「時」に向けて練習を重ねてきたアスリートの檜舞台です。
その結果と“情報”を,マスコミが伝えていますが,伝える内容と方法は,大丈夫でしょうか。誰に伝えているのでしょうか。
そんな思い(不安?)が浮かびます。
先日の天声人語に,
○客席から大きな歓声があがる。小平は指を立てて口にあてた。「静かに。次のレースがあるから」と言うかのよに。とありました。
○泣き崩れそうになった李を小平が抱擁したことも韓国メディアは手厚く伝えた
○国際大会となれば、国対国の色も帯びる。だからこそ選手と選手のつながりに心が動く。先日は羽生結弦がスペイ
ンのライバルと抱き合う場面もあった。同じコーチのもとで練習した仲だという
オリンピックでも,同じコーチに指導されたアスリートが競い合っています。
国対国といいながらも,実情は“違う”のに…。
オリンピック報道は,どこに向かっていく…。
2018年02月20日
校長先生と。北設で算数数学。

このまま「春」に!
今日,2つの小学校を訪問し,校長先生からお話をうかがいました。
学校経営や活動(行動?),地域のこと,これからのこと…と,いろいろな話ができました。
年度末,次に向けて準備が進んでいました。
ありがとうございました。
午後,北設楽郡教育研究発表大会 算数・数学部会で話をさせていただきました。
事前に,質問事項を知らせていただいていました。
<授業実践に関するもの>
○ 実践の中で,面白かった教材,生徒の興味関心をひきつけた教材
○ いろいろな先生が取り組まれた実践で面白かったもの
○ 算数でICTが生きたという実践について(新しい教材・教具)
○「数と式」などあまり研究授業などで取り組まないような単元(計算分野)で,生徒と主体的に取り組ませるような工夫や手立てについて
○「証明がかけない」「思考が整理できない」生徒への指導方法について
○ 入賞した論文について(実践,生徒の変容など)
<学習指導要領に関するもの>
○ 数学的活動の具体的な取り組み方について
○ 数学的活動を通して,算数・数学科の目標を達成させるとの記述が新学習指導要領にありました。数学的な見方・考え方と目標全体との関わりについて
<学習規律,学習習慣について>
○ 作手小学校で行っていた「学習規律を正す」について
○ 生徒の実態にあった宿題や課題の出し方について
○ 基礎学力を定着するにはどうすればいいか
依頼のときの話,質問を踏まえて,資料を用意しました。
【参考に;資料はこちら】
資料を作成するとき,これまでを振り返ると,2000年を最初に5回の機会をいただいていました。ありがたいことです。
10年ごとに声をかけていただき,それが学習指導要領改訂の時期になっています。今回も新学習指導要領が発表されており,それを加えた内容にしました。
これまでも,参考として「人」や「書籍」を紹介してきました。
そのなかで,2011年に紹介した「問題解決過程と発問分析」(片桐重男・著 明治図書 1988年)は,昨年復刻されており,今日も改めて取り上げました。
前回「古い本ですが…」と紹介しましたが,再び注目される書籍となっていて,ちょっと嬉しい気分です。
今回紹介した書籍は,
「スペシャリスト直伝! 中学校数学科授業成功の極意」(玉置崇・著 明治図書 2012年)でした。
「算数授業のユニバーサルデザイン 5つのルール・50のアイデア」(志水廣/大羽沢子・著 明治図書 2014年)
「初任者のための算数の深読み」(青山庸・著 東京書籍 2015年)
「深い学びが生まれる算数授業」(玉置崇・芳賀高洋 他・著 PLANEXUS 2017年)
「学級づくりカレンダーをもとに創る わくわく算数授業」(志水廣・編著/和田裕枝・著 HIME企画 2017年)
「統計学が最強の学問である[数学編]」(西内啓・著 ダイヤモンド社 2017年)
「発達障害」(文春新書)(岩波明・著 文藝春秋 2017年)
先生,読まれてますよね。
いかがですか。
いつものような早口になってしまいましたが,聞いていただいたみなさんに「参考になること」があれば幸いです。
ありがとうございました。
2018年02月19日
「雨水」。打合せ2件。

気温の低い朝でしたが,日中は気温が上がりました。
日の“勢い”も感じられるようになり,季節は木の芽吹く頃になっています。もう「春」です。
午前中,「新城教育150年史」の打合せがあり,市教委にお邪魔しました。
「新城教育150年史」は,2016(平成28)年から編集委員によって作業が始まり,担当者による執筆や検討が進めれています。
○講話を念頭に,市制155周年にあたる2020(平成322)年の発刊を視野に作業を進める。
○出版本のタイトルは『新城教育150年史(仮)』だが,内容はS49~現在まで50年間と学校教育に限定する。
○単なる記念誌発行でなく,「歴史を振返り,未来を創造する(経営戦略)」「執筆を通して,勤務校の今を知り,これからの学校経営ビジョンを描く(人材育成)」「教科教育の変遷を辿り,教育のプロとしての自覚と責任を再考する(教育観の確立)」の3本柱の強化を図る。
○先人の遺した教育財産を記録に残し,その教育理念を記憶に留める中で,人口減少社会における魅力的な学校づくりの姿を世に問うことで,持続発展する新城教育の進むべき道を明らかにする。
この中で,教科教育に関わる一部を書かせていただいており,今日は教育長をはじめ4名での打合せでした。
原稿を読んでみると…
「Aにも触れたい…」
「Bを詳しくしたい…」
「Cが落ちているのでは…」…
予定したページ数を超えずに,それらを整理していくのは難しそうです。でも,ページ数は増えません。
改めて資料を読み直し,取材をして,整理していきたいと思います。
集まった方々の話を伺いながら,「先人の熱い教育への思い」を,どのように記録し,伝えていくのか,その意味と価値を考えました。
その熱さに応えられる「今」であり,「未来(あす)」であるようにしたいと思います。
夜,つくで交流館の開館一周年記念週間について打合せ会を行いました。
担当から,これまでの準備状況と課題について報告いただきながら,次への準備を進めました。
○3月24日(土)を中心日とした記念週間の概要ポスター,チラシなどの確認もありました。
○各担当からの準備状況と懸案
○必要物品等について
○次回以降の予定について
みなさん,ありがとうございます。
地域の皆さんのお越しをお待ちしております。
