2018年02月15日
「○○学問」を例えて

休日の日。ビデオを見たり,本を読んだり,だらった,ぼ~っとした一日でした。
「梅の木学問」,「楠学問」という言葉を聞いたことがありますか。
以前,“受験”に臨む中学生のことを考えていたときに出会った言葉です。
新聞のコラムに
梅の木は早く生長するが大木にはならないところから,進み方は早いが学問を大成させないで終わる学問。とありました。
そして,楠は生長するのは遅いが大木になるところから,進歩は遅いが着実に成長し大成する学問。
コラムでは,受験勉強を梅の木学問に例えており,若者には楠学問を目指してほしいと述べていました。
子供達が“難しいこと”を覚えており,“知識”を持っているようですが,一歩踏み込んで,「どう思う?」と問い続けると,「・・・」と黙ってしまうことがあります。
簡単に,考えることなく,「難しい」「わかりません」と返してくることもあります。
新学習指導要領が告示され,4月から小学校で移行措置が始まります。
「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」…その方策を考えるとき,梅の木学問と楠学問の意識(使い分け)が役立つように思います。
いかがでしょう。
【今日の小咄】
甲斐さんという人が,自分の名前を説明するのに「甲斐の国の甲斐です。」と言ったら,後日送られてきた郵便物は,「貝」さんになっていたらしい。
“貝の国”っていったいどこ?