2018年05月31日
修学旅行先から「こんにちは」は。

明日は暑くなるようです。熱中症にお気を付けください。
今日,新城市教育委員会と校長会議へお邪魔し,3点のお願いをしました。
ありがとうございました。よろしくお願いします。
この時期,小中学校の校外学習(遠足)や宿泊研修が行われます。この時期でなく,秋や長期休業中(夏休みなど)に行う学校もあります。
学校を離れての行事では,その様子を学校ホームページで“現地(現場)から伝える”ことをしています。
そこには,子供達が楽しそうに活動するようすが記事になっています。
行事の期間中,学校ホームページの閲覧数が,一気に増加します。保護者の関心の高さが表れ,記事への評判もよいようです。
修学旅行や校外学習の情報発信について,現職の時,次のようにお願いし実施してきました。
学校行事(修学旅行)における情報発信についてお子さんの学校では,どのような現地だよりが掲載・発信されていますか。
1 情報発信について
○ 児童・生徒の活動・状況を通して,その「ねらい」を伝える
○ 児童・生徒の「日常の表れのよさ(***※教育目標に関して)」「期待」を伝える
○ 児童・生徒の活動・状況を通して,その「評価」「価値」を伝える
2 学校行事(修学旅行)の行程(予定表)に「意図的な情報発信」を位置づける
・担当,概要
・学校行事のねらいに合った「こんな姿を見つけたら」
3 発信先について
○ 学校ホームページ(略)
○ 事前に(略)
4 緊急時・非常時の情報発信について
○ 児童,自身の安全確保を最優先に行う。
(略)
○ 「安全・安心」の提供は,的確な情報を発信すること。
・現地からの「ホームページ記事」
・学校からの「メール配信」
*ホームページ,メールの使用に支障が出た時
学校Twitterへ「ツイート」する。
※ツイートはfacebookへも転載される
学校facebookへ「近況の投稿」をする。
☆ 以上の点を,予め,「緊急時・非常時」の学校の対応として,保護者に,学年通信とホームページにて伝えておく。
その活動のよさや価値が伝わってきますか。
先生,その記事は“誰が見ても魅力的”ですか。
他校の子供が読んで,「この学校で活動したい,学びたい。」と思いそうですか。
2018年05月30日
「530(ゴミゼロ)の日」。PDCA。

降り出しは小雨で傘がなくても大丈夫でしたが,昼近くにはしっかり降ってきました。梅雨を思わせる雨でした。
さて,当地の梅雨入りは…。
毎日,いろいろな記念日があります。日本記念日協会のホームページを見ると,今日は「530(ゴミゼロ)の日」「アーモンドミルクの日」「古民家の日」「EPAの日」「オーガナイズの日」の5つが認定記念日として載っています。
「530(ゴミゼロ)の日」は,豊橋市役所に事務局を置く「530運動環境協議会」が制定したものです。
協議会によると,夏目久男氏(豊橋山岳会 会長)の呼びかけにより530(ゴミゼロ)運動が豊橋市で開始され,1975年に530運動推進連絡会が設立されました。
5月30日の「ゴミゼロの日」と11月11日の「市民の日」を中心として,全市一斉の清掃活動が行われるようになりました。
また,1982年から関東地方知事会が530運動を実施しました。
「530(ゴミゼロ)」という語呂の良さもあり,530ゼロ運動は全国に広がり,1993年には厚生省が5月30日をを初日とする「ごみ減量化推進週間」を制定し実施されました。その後,1997年に「ごみ減量・リサイクル推進週間」に改称されました。
さらに,「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」として,市民・事業者・廃棄物関係団体・行政が一体となって,監視活動や啓発活動が行われているそうです。
さて,530(ゴミゼロ)の日の今日,意識して“きれいする”行動をしましたか。
市民生活のなかで聞くことはありませんが,“組織”で活動していると「PDCAサイクルで…」「PDCAで見直し改善を…」と話し合いに出てくることがあります。
「PDCAサイクル」ってご存知ですか。
ある学校ホームページに,次のような説明がありました。
◆PDCAサイクルいかがですか。
P=plan D=do C=check A=act を指します。もともとは,事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つから考えられたものですが,いまは様々な活動の中で使われるようになってきています。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって,業務を継続的に改善するという大きな意味があります。
さて,学校においても,さまざまな活動においてこのサイクルを大切にしています。
例えば,昨年の通学カバンのアンケートにおいて,かばんの問題点とともに,荷物の重さが問題となりました。これがC=評価です。
そこで,どう改善するかという検討に入りました。いわゆる「置き勉」は一般的に御法度という学校が多いですが,生徒の健康面を考えた場合,普段あまり使用しない物は,家か学校に置いておくのが常識です。これがA=改善です。
では,「どこへ置くか」「いかに管理するか」「何を置くようにするか」などなど具体的な検討に入ります。この段階がP=計画です。
そして,この4月から実施をしています。この段階がD=実行です。
このようにして,サイクルが回っていきます。何よりも評価の中心となるアンケートが重要な意味を持ってきます。本年度も,行事ごとにメールによる即時評価を実践してまいります。一人でも多くの方の意見が必要となります。協力をお願いいたします。よりよい○○学校を創るために力をお貸しいただきたいと思います。
「この4月から“新しく”なった。」という事柄には,その「D=実行」までに,いくつかの P(・D)・C・Aがあったことと思います。
みなさんの「PDCAサイクル」は,うまく回っていますか。
【関連】
◇530運動環境協議会(豊橋市)
タグ :今日は何の日
2018年05月29日
学び。『HOPE きぼう』(ローレンス・トンプソン・作)

今日,新学習指導要領の解説を読んで,“今とこれからの教育”を検討(?)しまし,学びました。
これまで,幼稚園,保育園に関わる解説をていねいに読んだことはありませんでしたが,とても興味深い内容に驚きました。
義務教育に携わる方々も,一読されることをお薦めします。
愉しい学びでした。
図書室で,表紙にHOPEの文字が目立つ絵本『きぼう―こころひらくとき』(ほるぷ出版・刊)
表紙を開くと,
きぼうと,絵本について説明されています。
それは,せかいにむけて
ひらかれた こころ。
あなたをだく うでのぬくもり。
おやすみなさいの やさしいキス…。
希望はいつも,すぐそばにある。
日常のささやかなことにも,
あなたの心のなかにも──。
子どもから大人まで,
あらゆる人に読んでほしい,
心にひびく写真絵本。
絵本には,15の「HOPE(きぼう)」が,写真と言葉が見開きで描かれています。
順に読んでいくと,一か所「HOPE(きぼう)」の文字がないページがありました。
そこには「あなたは,ひとりぼっち なんかじゃない。」ではじまる5行が綴られていました。
ここにHOPEの文字がないのは…。
「希望についてのさらなる思い」に,
・人はだれでも,成長するために希望が必要です。と。
・希望には強い伝染力があります。
・○○することで,わたしたち自身や,ほかの人の心にも希望を育てることができるのです。
あなたの“HOPE”も,この本に見つかります。
いかがですか。
2018年05月28日
感謝・合掌。

突然の知らせでした。悲しい知らせがありました。
この前,「最近は○○の日々だよ。」と嬉しそうに話をしていたのに…。
ご冥福をお祈りします。合掌
最近,訃報や悲しい知らせがあります。
季節の変わり目でしょうか。“とき”を重ねたからでしょうか。
ご家族を亡くされたとの報に,主の思いが重なります。
遅れた報,近況の不明,遠くから合掌
ふと思い出した船井幸雄氏の言葉『「魂」を磨くための十カ条』
1 常に感謝と反省を忘れない今に感謝し,行動する。
2 自分にふりかかる一切のものは最善と思う
3 境遇に不足を言わず,今を足場として生きる
4 人の5倍,10倍働く
5 行動をもって祈りとなす
6 よいと思ったらすぐ行い,悪いと思ったらすぐやめる
7 逆境にあるときはメグリ(カルマ・悪因縁)解消のチャンス
8 心配はせず,心は配る
9 整理整頓,掃除を心がける
10 心静かに,神と波長を合わせる時間を持つ
タグ :言葉
2018年05月27日
「豆造づか」《作手村のむかし 9》

文集「こうやまき」(1970年・刊)から,「作手村のむかし」の9話目です。
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『豆造づか』 (文・菅守小6 男子)
上菅沼のぼくの家から,五・六百メートルほどの上で川をこえ,五十メートルぐらい山をのぼると,そのたらりに「豆造づか」という所がある。そのへんは,ひのき林でところどころから光がはいるぐらいに,うすぐらい所である。
今から約五百年ぐらい前の話だそうだ。昔,この地方は,今でいう春分の日近くになると,山を焼く習慣があった。そのころ,山は自分のものはほとんどなく,部落または村で共同でやっていた。焼くのは,草をつくるためで,草は家ちくのえさにしたということだ。
その日,雨が少しふっていたが,山焼きをした。雨がふっていたので,みんなみのやかさをつけてやった。その中に,遠い所からやとわれて働きにきていた,豆造という人がいた。運悪く,山焼きの火が豆造のみのに燃えうつったが,みのをにがなかったので,ころがりながら焼け死んだそうだ。
人々は,豆造の死んだ所に石をつんで,つかを作った。そして,現在では,もう石もなくわからなくなってしまい,豆造づかという地名だけが残っている。
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【今日の小咄】
「 ◯ ん こ 」
あなたは,○の中に何を入れますか?
考えられらのは,う,ち,ま,え,が,ぶ,め,き,わ,て,あ,などです。
小学生が「う」。
中学生が「ち」。
高校生が「ま」。
運転初心者が「え」。
親父は「が」。
文学少女が「ぶ」。
昭和の遊びは「め」。
金持ちは「き」。
めざましテレビは「わ」。
プリンセスは「て」。
甘党は「あ」。
タグ :文集「こうやまき」
2018年05月26日
「夢はかなう」の話から

一日中,曇った空で日差しがなく,風も吹く天候でした。「寒い」と言ったら拙いでしょうが,暑さを期待していたので,“ざんねん”な一日でした。
今日,地域の“若い衆”と,いろいろと話をしました。
そのなかで,「夢」が話題になりました。
「子供じゃあるまいし,夢なんて…」
「夢があるから,頑張れる…」
「いくつになっても,夢を持ち続け…」 …
今も“夢”を抱いて…
そんな話をして,北原照久氏の講演を聞いたことを思い出しました。古いメモを探すと,「夢はかなう きっとかなう」の演題でした。
そのメモから。
北原氏は,生い立ちから“夢の実現”への道筋を語った。高校生活を終え,「夢をみられるようになった」と。今,語る“夢”があるかな。夢を語っているかな。
・高校に入学し,最初の中間試験で人生が変わった。
・「やればできる」
・先生に褒めてもらいたい。
・期末テストまで勉強を頑張った。平均70点。「褒められる」また「頑張る」
・卒業式で総代になった。800人のごぼう抜き。
・「やればできる」を疑っていない。
・出来ないことを他人のせいにするから,実現しない。夢は一人では実現しない。
・寝て見る夢はぼけてしまう。実現のためには,夢を「熱く情熱的に楽しく語る」こと。
・100人に話して1人受け止めてくれるのなら,1000人なら10人,10000人に話せば100人の応援がある。
※ 「叶う」は,「口」に「十」。上に「一」を付けて「千」回。
北原氏の「夢の実現のための10か条」。
○ プラス発想“10か条”,よく聞くことかもしれません。それを「知っている」ではなく「している」「実行している」ことで実現します。
・バネを例えに。ノーテンキとは違う
・健康の魔法の言葉 「万象肯定」「万象感謝」
・運がよくなる魔法の言葉
よい時は「感謝」を
よくない時は,「難が有る。難が有る」と繰り返す。
いつの間にかひっくり返って「有る難」つまり「有り難う」
「ありがとう」
○ 勉強好き
・覚えたら話す。それも「いいこと」を。
○ 素直
○ 感心
○ 感動
○ 感謝
・「ありがとう」は伝えてこそ価値がある。
「謝」の文字は,言葉を 相手に射る。
○ ついている人と付き合う(松下幸之助氏の言葉)
○ 親孝行
・親の上に親。ご先祖様がいる。
○ 褒めろ
・鏡の法則。影褒め。
・後よし言葉。よいことを後に。
○ つきはついていると思う人につく
今,自分は…。
それを思う一日でした。
【関連】
◇北原照久のおもちゃ博物館
2018年05月25日
『本物には愛が。』(黒柳徹子・著)

◇日最高気温一覧表 愛知県(気象庁)
明日も晴れが続くようです。暑さ対策をして過ごしましょう。
西城秀樹さんの通夜が,今日執り行われたようです。
「平成が終わる」ことに合わせるように,昭和の著名人の訃報が伝わってくるような気がします。
西城秀樹さんの死去で,ザ・ベストテンの司会者だった黒柳徹子さんが,いろいろな番組で思い出を語っていました。
それを聞き,「初めて○○を…」といったことをはじめ,昭和の大スターであったこと再確認しました。
黒柳さんが“昭和の大スター”の話ができるのは,その場にいたからであり,一緒に生きてきたからです。それ以上に,時代の先頭を進んできたからだと思います。
『本物には愛が。 (100年インタビュー)』(PHP・刊)
この本は,NHK BSプレミアムの「100年インタビュー」で放送された内容を書籍にまとめたものです。
黒柳氏がテレビの世界に入ったきっかけは,「絵本を上手に読めるお母さんになりたい」との思いだったそうです。
幼少期を記した『窓ぎわのトットちゃん
多方面で活躍する黒柳氏を見られるのは,“偶然”からだったようです。
偶然の偶然が重なっていくんですね。また,“小学校を退学になった”6歳の黒柳氏がトモエ学園で出会った校長先生がいなかったら…。
そのとき私が母に聞かなかったら。もし,母が新聞に出ているんじゃない?って言わなかったら。しかもその日じゃなかったら。私は,現在ここにはいなかったんです。そう思うと本当に,不思議なきがします。
あとで母に,学校に何時に行ったのかって聞いたら,八時だって言うんですよ。お弁当の時間は十二時でしょ。すると四時間,六歳の子の話をずうっと聞いてくださって,この人はいい大人だって思いました。瞬間的に。子供が“話がなくなった”というまで話し続け,それを聞き切る大人との出会いによりトットちゃんが生まれたように思います。
NHKの「100年インタビュー」のバックナンバーでは,
昭和29年にNHKが初めて募集したテレビ女優の第一号としてデビューして以来、半世紀以上にわたってテレビの第一線で活躍している黒柳さん。と,番組の内容を紹介しています。
人気長寿番組の司会を務める一方、舞台女優として、またユニセフの親善大使としても息の長い活動を続けている。その黒柳さんが大切にしているのが子供への眼差し。「食べ物や薬と同じくらい子供に必要なのは愛情。テレビは本当に愛情にあふれた番組を放送しているのか?」という思いを強くしている。
番組では、白黒、カラー、地デジと、テレビを取り巻く環境の変化を見つめてきた黒柳さんに、テレビ放送が始まった頃の熱気や長きにわたる活躍を支えてきた信念、そしてテレビの未来にどんな思いを抱いているのかを聞く。
聞き手は石澤典夫アナウンサー。
黒柳氏の生きざまに“学び”,昭和を思う本です。そして,「人間には,何よりも愛が大事と教えてくれる本」です。
目 次
第1章 志高く生きる
第2章 テレビ女優への道
第3章 生放送の現場で
第4章 情熱がなければ伝わらない
第5章 「人間はみんな一緒なんだよ」
タグ :読書
2018年05月24日
「夏やけ」《作手村のむかし 8》

先日,つくで交流館の敷地内に蒔いた「奇跡のひまわり」が芽を出し,密集してきたので,移植と間引きをしました。
やせた土地ですが,“元気な花”をつけるように育つよう世話をしていきます。
文集「こうやまき」(1970年・刊)から,「作手村のむかし」の一話です。
“悲しい話”が続きます。その話で昔の人が“いい伝えた”ことは,当時の児童・生徒の聞き取りや文章で伝わっていますか。
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『夏やけ』 (文・開成小6年 女児)
むかし,田原のお寺の近くに法泉寺という池がありました。その近くにはたを織る娘がいました。ところが,糸がもつれて,どうしてもはたを織ることができませんでした。どうしてはたが織れないのかわからないので,娘は考えあぐねてしまいました。娘は、糸のもつれる理由がわからないので,とうとう法泉寺という池にとびこんで死んでしまいました。
その後,その娘は大じゃになりました。そして,その池から出て,東へ,東へと,今の長根山の近くを通りました。
それは,ま夏の暑い日ざかりでした。その時,ヘビのうろこのまさつ熱と,太陽の熱で山火事がおきて,その地方が焼けました。そこでその地方を夏やけといって,今でもあります。
ところが,大じゃはその火事の熱さにたえきれずに,川へにげこみました。その川は,深いふちとなっていたので,しばらくそこに住んでいたということです。
ところで,ヘビは川に長く住むことができないので,亀に姿を変えて,その淵からいずこへともなく出て行ったということです。そこで,その淵を亀出口といっております。そこは,現在,黒瀬の開拓地の平松橋から,100メートルぐらい下流ですが,河川改修で淵というおもかげはありません。
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タグ :文集「こうやまき」
2018年05月23日
教育実習と教育の話。

明日は,いつ頃まで降っているかな。
5月から6月の頃,学校に教育実習生がやってきます。
世間では新学習指導要領の実施に伴う「道徳」や「小学校英語」が話題になり,「部活動のあり方」「学校の約束」「教員の勤務時間」など課題も大きく取り上げられています。
「先生になりたい!」と教員免許取得を目指す実習生が,「学校って素敵だなあ。」「先生になるぞ!」との意志を強くする教育実習にしてほしいと思います。
教育実習生のみなさん,しっかり指導してもらってください。
SNSで見かけた教育ネタです。
運動会を終えて。
○ 中学の体育大会と比べて小学の運動会のしんどい所この先生(?)の感想ですが,いかがですか。
競技入退場の駆け足の先導。
整列指導にかける体力。
急に走り出す子や喧嘩する子が多い。
テント設営、片付け。
○ 楽な所
昼食指導がない。
勤務時間内に終わる。
変な卒業生が圧倒的に少ない。
運動会・体育大会の練習・準備期間は,学校によって異なりますが,それを喜ぶ子,楽しむ子,嫌がる子,楽しめない子,さまざまです。
ある小学生のようすです。
1年生の娘が学校に行きたくないと泣く。運動会の練習が嫌なのだという。先生,「嫌がる子」や「楽しめない子」と話をしましたか。どんな“理由”をあげていましたか。
何が嫌か理由を紙に書かせてみたら,「運動会の練習で先生が怒る。」「左でも右でもいいのに,全員右に揃える。」「一人が間違うと,連帯責任になる。」「間に合わないと,間違えると,休み時間も練習させられる。」。
それは嫌になるわ。
嫌なことを好きにしたり,難しいことを簡単にしたりするのは,容易ではありません。
でも,「嫌だから,○○しない。」のままでは,“成長”は望めないと思っています。学校では,先生には,嫌や嫌いのままでも「楽しくできる」ようにさせて,“成長”の機会をなくさないようにしたいものです。
お子さんは,今日の“学校”を楽しんで帰ってきましたか。
2018年05月22日
言葉「努力は…」。リンク「先人に学ぶ」

昼の散歩(さんぽ)は,ちょっと歩いただけで汗が出てきました。この時期,歩いた距離以上に“運動”になった気がします。
今日,大学の先生と,学生の“就職指導”について相談をしました。
「最近の就職は…。」「4年生の希望は…。」「1年生への指導は…。」…
就職希望や就職活動は,社会や経済の状況に大きく影響を受けていますが,一人一人が“自分の納得する仕事”に就けるよう支援したいと思います。
よろしくお願いします。
『たまむすび』というラジオ番組があります。ご存知ですか。
TBSラジオの番組ですので,当地ではラジコプレミアム(radiko.jp)などでないと聞けませんが,スタート頃からポッドキャストなどで楽しんでいます。今は,TBSラジオクラウドで聞くことができます。
今月8日の放送で,南海キャンディーズの山里亮太さんが,母親からのLINEについて話題にしました。
三遊亭兼便の名前で落語家としても活躍している山里さんが,師匠の三遊亭兼好さんたちとの落語会を前に,不安を抱えた山里さんが,母親にLINEを送り,その返信です。
再生を止めて,メモをしました。
努力して結果が出ると自信になる。息子への励ましに,こんな言葉をつかえる“引き出し”をもった母親(大人)って素敵ですね。
努力せず結果が出ると驕りになる。
努力せず結果も出ないと後悔が残る。
努力して結果が出ないとしても経験が残る。
「努力をしてその日を迎えたんだったら,何も残らないことはないから行っといで。 母」
学校は,中高生の中間考査,運動会・体育大会の頃です。
先生は,1学期も後半になり,期末(まとめ・評価)や夏休み(自主活動)を意識して指導にあたっていきます。
昨年,過去の資料から「先人に学ぶ」という記事を載せました。
先生,ご参考に。
2016/04/28 先人に学ぶ(1) 年度初めに
2016/05/04 先人に学ぶ(2) 意図的に
2016/05/17 先人に学ぶ(3) 校長先生があいさつで
2016/05/21 先人に学ぶ(4) 「先生の一日」
2016/05/31 先人に学ぶ(5) 授業をつくる
2016/06/03 先人に学ぶ(6) 「白雲悠々」(1/4)
2016/06/04 先人に学ぶ(7) 「白雲悠々」(2/4)
2016/06/05 先人に学ぶ(8) 「白雲悠々」(3/4)
2016/06/08 先人に学ぶ(9) 「白雲悠々」(4/4)
2016/06/13 先人に学ぶ(10) 子どもを語ることば
2016/06/18 先人に学ぶ(11) 「先生の一日」(つづき)
2016/06/28 先人に学ぶ(12) 次の活動に向けて
2016/07/09 先人に学ぶ(13) 昭和54年「教育の課題」
2016/08/01 8月。先人に学ぶ(14) 「計画」「本物」
2016/08/16 先人に学ぶ(15) 「次に向けて」
2016/09/04 先人に学ぶ(16) 新学期の生徒指導
2016/09/24 先人に学ぶ(17) 「子供が育つ」
2016/11/08 先人に学ぶ(18) 「考えるには“体験”と“経験”が」
2017/02/02 先人に学ぶ(19) 「学年の修了に向けて」
2017/02/09 先人に学ぶ(20) 「人を“みる”」「人が“育つ”」
【関連】
◇赤江珠緒たまむすび/金曜たまむすび|TBSラジオFM90.5+AM954~聞けば、見えてくる~