2019年10月17日

「作手民謡」(つくで百話)

花1017。 ときおり雨の降る一日でした。


 昨日のハードディスクの“異常”は,ディスクチェックも進まない状態でした。読取り不良のようです。
 データの取り出しを繰り返して試みますが,このまま続けてもPC本体に悪影響がありそうで,取り出せなかったデータは諦めるのが最善のようです。
 残念



 『つくで百話』(1972・昭和47年 発行)の「怪奇物語」から紹介です。前々回から別項としたい内容です。
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    作手民謡 (阿部華影作詞)

○ 作手よいとこ一度はおいで蚊帳もつらずにうちわもつ
○ 岩に砕けて玉散る水の音も涼しきなるさ滝
○ 花か霞か霞か花か菅守学校の春景色
○ 清き流れの善夫の川にうぐい群がるさつき咲く
○ 嫁にやるなら田原へおやり一目百町歩の米の里
○ せせらぎ清き岩波川にあめにつられて日を暮らす
○ 獅子ケ森のえ(上)有明月の空をどびゆく雁のむれ
○ 四季の眺めはあの城山の松にかかれる円の影
○ 願い叶うて観音さまへお礼まいりは城山ヘ
○ 雲に聳える黒紫の槇は世界一甘泉寺
○ 霧がはれゆく亀山城趾昔ながらのほととぎす
○ タ陽まばゆき仁王門鐘がなります善福寺
○ 藤の雫や萩の露三河水源地巴山
○ 作手名物そりゃ味しめじ山芋椎茸あめの魚
○ 君よ来ませよ名勝もあつて浮世ばなれのこの作手
○ 月も守義琴音の松の風の便りに君を待つ
○ 汗で働らくその甲斐ありて踊る楽法寺月の庭
○ 作手ラインの善夫の川にもつれほぐれつとぶ螢
○ 濡れてうれしやあの岩かげに善夫ラインの水しぶき
○ 木和田山から煙が昇る恋しとのごの仕事場の
○ 黒瀬ながとろとろぶち八丁鴨やおしどり群れあそぶ
○ 今は無住の岩波寺の枝垂ざくらが人を呼ぶ
○ 踊りましょうぞや吉祥院の広いお庭のくぼむまで
○ 暑さ知らずの今滝不動滝の清水は甘露水
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注)これまでの記事は〈タグ「つくで百話」〉で


【おまけ】
  ◇作手村100年のメッセージ(YouTube)



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Posted by ガク爺 at 17:00│Comments(0)作手
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