2024年03月28日

新卒1年目…。 3-7 動物 -動物の概説(7) (作手村誌57)

花0328。 年度末、多くの方は“明日が最終日”、そして来週“月曜日から新年度”が始まります。
 昨春の新社会人が、1年目を終える思いを語るなかで、こんなことを語りました。
 社会人になって1年が経つ。
(略)
 未だにこの選択が正しいのか、正しくないのかはわからない。
 これが社会人なのか?
(略)
 この会社は意外にも居心地がよく、人間関係で悩まされることもなかった。人間関係では。
 実際に任された業務は誰にでもできるであろう事務作業や雑用だった。
(略)
 私は暇なことが多かった。以前までは数時間かけていた事務作業も、Excelに数式を埋め込めば30分で終わる作業になった。
 自分で効率化を進めていった結果、することがなくなったのだ。
 そこで私は未来について考えた。自分の未来予想図を。
 私は就活をしていた時に抱いていた小さな夢を思い出した。
(略)
 これは、私が大学生時代に就活を怠惰に行った報いだと思っている。
 ならば、今からを輝けるように頑張らなければならない。新卒1年目での決意
(略)
 9月までに決心を育てていき、万全の状態で新しい生活をスタートさせることが目標だ。
 職場を嫌っているのでも、仕事が嫌なのでもなく、これからの未来予想図(生き方)を考えたとき、“新しい生活をスタートさせる”ことに踏み出そうと決意したのだそうです。

 職場にいる青年、壮年、中年、熟年…の同僚は、月曜日(4月1日)に新しいスタートをしていませんか。
 出勤してきますか。



 『作手村誌』(1982・昭和57年発行)から「第一編 第二章 植物・動物 - 第二節 動物」の紹介です。
 標高500mの高原は、そこで暮らす人に“豊かな恵”を与えてくれます。それは、動物や植物の成長・生長にとって良い環境が整っているからです。
 その環境も、社会活動などの変化により、“これまでの良さ”が失われているようです。

 前節と同じように、多くの名称が出てきますが、その違いに気を付けて読んでください。そして、記録された事柄を“”と比べ、調べながら読み、“これから”を考え、行動することに活かしたいと思います。
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    第二章 植物・動物
     第二節 動物

  *動物の概説
(つづき)
〔キツツキ科〕 コゲラはキツツキ類の中では一番小さい鳥、アオゲラが最も大きく、アカゲラがこれに次いで大きい。どの鳥も木の幹にくちばしで穴をあけて営巣をする。山林に近いところに建てられた家など、例えばお宮の社務所などの壁に直径7~8センチメートルの穴があけられることがある。この犯人はアオゲラであることが多い。しかし、何のためにこうした穴をあけるのかわかっていない。
ヒヨドリ0328。〔ヒヨドリ科〕 この科にはヒヨドリ1種があるだけである。作手村で年間を通し比絞的個体数が多く、しかも人目によくつく鳥といえばこのヒヨドリだと思われる。山林にも農耕地や人家近くでも姿が見られ、特有の甲高い鳴き声を立てながら波状に高空を飛翔する。ヒヨドリは他の鳥の鳴き声をまねることがある。コジュケイが樹上高くで鳴いていると思うことがあるが、これはヒヨドリがコジュケイの鳴き声をまねているのである。
〔ヒタキ科〕 ツグミの仲間は秋に大群をつくって渡りをするのでよく知られている。しかし、全部の鳥が渡って行ってしまうのではなく、一部のものは冬でも作手村に残っている。ツグミ、シロハラはその代表で山林の中や農耕地でよく姿を見ることができる。ウグイス、オオルリ、コマドリは日本三名鳥(三鳴鳥)といわれる鳥で、ともに鳴き声が美しく家家で飼育されることが多い鳥である。しかし、飼育しているものは繁殖することができないので、野生のものを捕えて飼育するがこれには手続きをして許可を得なければならないので、違反のないようにしなければならない。キクイタダキの雄は頭に美しい菊の花のような模様があるのでこの名がある。作手村では最も小さい鳥である
〔シジュウカラ科〕 ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラのカラ類はコゲラやクロジなどと混成で群をつくり、冬の林内を移動しているものが見られる。しかし、初夏には雄と雌がつがいになって100m四方位の間を縄張りとして営巣する。この鳥はキツツキ類やムクドリなどと同じように巣箱を利用することの多い鳥である。杉板でつくった簡単な巣箱を樹上にかけておくとよく利用するので、この方法によって小鳥をふやし、樹木の害虫を小鳥という天敵を利用して駆除するのがよいと思う。
(つづく)
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 注)これまでの記事は〈タグ「作手村誌57」〉
 注2)本誌の本文内で、縦書き漢数字で書かれている数値は、本稿では横書きに改めて表記している。
 注3)これまで、“作手村の生きもの”について、次の記事を「わたしたちの村つくで 改訂版」から紹介しています。
  ◇5(4-5) キジなどの鳥類(2022/03/24 掲載)


【関連】
  ◇野鳥 - 地域の自然「新城設楽の野鳥」(東三河総局新城設楽振興事務所)
新城設楽の野鳥




【メモ;職員の異動検索
 中日新聞・東京新聞に「教職員・公務員の異動」が掲載されるのに合わせ、ネット検索(先生サーチ・公務員サーチ)ができます。
 これまでに発表されている県・市の職員・教職員の異動が調べられます。
先生サーチ0321。



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Posted by ガク爺 at 17:00│Comments(0)キャリア作手
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