2021年07月17日

第5回新城市平和祈念式典。

平和祈念式典0717。 朝から天気のよい日で,“セミの声”が大きく響く一日でした。
 今日,「近畿・東海で梅雨明けしたとみられる」と気象庁から発表されました。今年の梅雨は62日間で,統計開始以来最も長くなったそうです。



 午前中,第5回新城市平和祈念式典があり,参加しました。
 新型コロナ禍で,昨年に続いて規模が縮小されての開催となりました。
 平和祈念式典は,
○ 開会のことば
○ 黙祷
○ 市長式辞
○ 献花
○ 来賓あいさつ
○ 平和都市宣言唱和
○ 閉会のことば
の構成で,今回も短時間で終了しました。


 市長の式辞で「願わくは,“若い世代”が参加して…。実地に受け止めて…。平和な街づくりを託し…。」と,中学生など「若い世代」が参加できていないことを述べていました。
 しかし…。

 戦没者追悼式を“新しい形”に変えた,第1回新城市平和祈念式典(2017/07/29)の記事で
 会場は“満員”で,大盛会の第1回でした。
 でも,気になっていた「“若い世代に語り継ぎ”を形にする」ことができたのか,足らなさを感じます。
 お招きした“伝承者”は,さらっと言われましたが,研修を受けた方です。話をする相手は“次世代”を想定しているように思います。
と,変わっていないことが気になりました。

 そして第2回新城市平和祈念式典。(2018/07/29)では,台風12号の接近で,子供達の参加を見合わせ…
 台風の影響もあったようで昨年ほどではありませんが,盛会で開催できました。
 しかし,会場を見渡しても「次世代へ継承し…」ということの難しさを感じました。
 この点への“改善”が急務だと思います。
 急務だと思うのは,私だけだったようです。

 新型コロナ禍の昨年,第4回新城市平和祈念式典。(2020/07/18)
 “世代をつなぐ”ことを意図し,戦没者追悼式から平和祈念式典へと変更されました。
(略) 今日も,その“チャンス”の一つだったと思いますが,子供達世代へ伝えることは行われていなかったようです。
 子供達が“当事者”として考え行動を始める“チャンス”にしようと本市は考えなかったようです。残念。
 新型コロナ禍で小規模での実施であっても,"次世代に繋ぐ”ことを第一にすれば,“形は変わり”,その“内容が変わり”ます。
 今変わらなければ,来年も,そして戦後80年の年も…,同じことが人を変えるだけで繰り返されそうです。
 それでいいのかな…。
 主催者のみなさん,いかがでしょう。



【関連】
  ◇新城市平和都市宣言(新城市)
  ◇靖国神社 / Yasukuni Jinja(@yasukunijinja)(Instagram写真と動画)
  ◇愛知縣護國神社(公式) (@aichigokoku)(Twitter)
  ◇[戦後75年]戦争について考えてみよう(NHK for School)
  ◇戦争時代の体験記録(新城市・富岡ふるさと会館)
  ◇続 戦争体験記録(新城市・富岡ふるさと会館)
  ◇新城高等学校 学淵祭 企画『新城高等女学校 70年前の悲劇』(pdf 2015/11/06)



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Posted by ガク爺 at 17:00│Comments(0)日記
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