2021年08月26日
「東京っていいな…」 (もしも校長だったら)
朝から“ギラギラする”天候かと思っていましたが,薄曇りでした。日中,気温が上がり暑くなりましたが,“もう夏ではない…”蒸し暑さの日でした。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず,明日から緊急事態宣言の発令地域が拡大します。愛知県もその一つです。
数日前から「夏休み明けの学校は…」「学校での感染予防対策は…」と,子供への感染も広がっていること受け,夏休みの延長や分散登校,オンライン授業などをニュースが大きく取り上げています。
国は「全国一斉の臨時休校は考えていない」の方針であり,自治体ごとの対応がなされていきます。
早速,昨日のうちに,緊急事態宣言に伴う中止や延期の連絡が入りました。
一方,ニュースでは,
これまでの「もしも校長だったら」の記事では,現状を承知しない年寄りが「○○する」と勝手なことを述べてきました。
しかし,「緊急事態宣言の発令により夏休み明けの活動が延期や中止になった」ことを知った子供に伝える・応える“校長としての言葉”を持てずにいます。
さらに多くの子供の声を聞く職員に,「A・B・Cの対応でお願いします」のように伝えられる具体的なA・B・Cが思い浮かびません。
現職の校長先生方は「思い浮かびません」では済まされず,検討・判断・決定し,指示・広報をされてみえます。
より多くの情報そして広く相談することで,“最善解”を求め,修正しながら教育活動を進めてください。
NHK 終戦ドラマの鳥居太一医師の「しかたなかったと言うてはいかんのです」とは状況は異なりますが,校長は,新型コロナ禍において「しかたない」と言うこと,思うことなく“教育”に邁進したいと思います。
「命を守る」ことが第一なのは言うまでもありませんが,「教育の営み」であることを見失わずに,子供達の成長がみられる学校生活であることをお願いします。
わたしなら…。
また,長くなってしまいそうです。ここまでに。
子供達が,夏休み明けを楽しみにする学校・活動を創っていただけるよう,よろしくお願いします。
【参考】
《検索》 もしも校長だったら(集団「Emication」)
【関連】
◇文部科学大臣メッセージ「夏休み後の学校がはじまって、不安や悩みがあるみなさんへ」(8月19日 文部科学省)
◇新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(8月25日更新 文部科学省)
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず,明日から緊急事態宣言の発令地域が拡大します。愛知県もその一つです。
数日前から「夏休み明けの学校は…」「学校での感染予防対策は…」と,子供への感染も広がっていること受け,夏休みの延長や分散登校,オンライン授業などをニュースが大きく取り上げています。
国は「全国一斉の臨時休校は考えていない」の方針であり,自治体ごとの対応がなされていきます。
早速,昨日のうちに,緊急事態宣言に伴う中止や延期の連絡が入りました。
○ 今年度の新城合宿は中止という判断に至りました。愛知県に緊急事態宣言が発令されることが確定したためやむを得ない状況です。それぞれの連絡が,「緊急事態宣言が発令され…。12日までの…。」で検討・判断されてみえました。
○ 緊急事態宣言発出に伴い、9月3日の○○活動が延期、9月6日の○○が中止となりましたのでお知らせします。
一方,ニュースでは,
24日に開幕した東京パラリンピック。25日から児童や生徒が試合を観戦する「学校連携観戦」が始まりました。学校ごとに借上げたバスが到着し、児童や生徒が教員に引率され会場に向かいました。と児童生徒がバスで移動し,集団で会場へ入っていくようすが伝えられています。
これまでの「もしも校長だったら」の記事では,現状を承知しない年寄りが「○○する」と勝手なことを述べてきました。
しかし,「緊急事態宣言の発令により夏休み明けの活動が延期や中止になった」ことを知った子供に伝える・応える“校長としての言葉”を持てずにいます。
○ 野外活動が延期(中止)になったできないことは言えそうですが,それでは,「どのようにしたらできるか」を学び・活動してきてた子供達が納得するとは思えません。
── 東京の子は,バスに乗って校外活動(応援)に行ったよ
── 東京には,前から緊急事態宣言が出てるよね
○ 子供は,新型コロナウイルス検査を受けて観戦するんだって
── 検査すれば野外活動ができるんじゃないの
── 学校に抗原検査キットが届くんでしょ
○ パラリンピックを観戦したかった
── バスで行けば,大丈夫じゃないの
── 東京っていいな ……
さらに多くの子供の声を聞く職員に,「A・B・Cの対応でお願いします」のように伝えられる具体的なA・B・Cが思い浮かびません。
現職の校長先生方は「思い浮かびません」では済まされず,検討・判断・決定し,指示・広報をされてみえます。
より多くの情報そして広く相談することで,“最善解”を求め,修正しながら教育活動を進めてください。
NHK 終戦ドラマの鳥居太一医師の「しかたなかったと言うてはいかんのです」とは状況は異なりますが,校長は,新型コロナ禍において「しかたない」と言うこと,思うことなく“教育”に邁進したいと思います。
「命を守る」ことが第一なのは言うまでもありませんが,「教育の営み」であることを見失わずに,子供達の成長がみられる学校生活であることをお願いします。
わたしなら…。
また,長くなってしまいそうです。ここまでに。
子供達が,夏休み明けを楽しみにする学校・活動を創っていただけるよう,よろしくお願いします。
【参考】
《検索》 もしも校長だったら(集団「Emication」)
【関連】
◇文部科学大臣メッセージ「夏休み後の学校がはじまって、不安や悩みがあるみなさんへ」(8月19日 文部科学省)
◇新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(8月25日更新 文部科学省)
Posted by ガク爺 at 17:00│Comments(0)
│教育
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