2024年12月01日
師走。 『これ1冊でわかる! 蔦屋重三郎と江戸文化』(伊藤賀一・著)
2024年もあとひと月。「師走」です。
今日12月1日は、1988年にWHOが制定した「World AIDS Day(世界エイズデー)」です。
エイズに関する啓発活動などの実施を提唱し、この日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。1996年からは UNAIDS も、この活動を継承しています。
今年のキャンペーンテーマは、『U=U 知ることから、もう一度。12月1日は世界エイズデー。』です。
また、今日は サントリー1万人の第九 2024 の LIVE中継が行われており、第九の演奏を愉しみます。
「年末に聴かなければ…」との思いはありませんが、大好きな催しです。
あなたの World AIDS Day は、どのような一日でしたか。
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』が描く蔦屋重三郎を取り上げた『これ1冊でわかる! 蔦屋重三郎と江戸文化: 元祖・敏腕プロデューサーの生涯と江戸のアーティストたちの謎を解き明かす』(Gakken・刊)です。
表紙の役者絵が印象的な図書です。
以前読んだ『蔦屋』(谷津矢車・著)が、地本問屋 小兵衛を通して蔦重(蔦屋重三郎)の生き様、プロデュースぶりが描かれていました。
本書も、蔦重(蔦屋重三郎)の生涯を描いていますが、項目ごとコンパクトに記され、図版が多く添えられており、【蔦重のハンドブック】と言える内容と構成です。
NHK大河ドラマ『べらぼう』を観るとき、手元にあると、より楽しめるかもしれません。
表紙、中表紙を開くと、東洲斎写楽の役者絵が4ページ、続いて喜多川歌麿、葛飾北斎の作品がそれぞれ見開きで載っていて、それに魅入りました。
各項目は、読むやすい文章で、説明がよく分かります。そして、終わりに「キーワード」が地色をつけて載っており、内容の補足(?)があります。
例えば、「次世代の育成を進めた蔦重は 幻の浮世絵師「写楽」をデビューさせる」の項では、歌麿や北斎、写楽を育成者(トレーナー)として育て、戯作や狂歌絵本が“浮世絵”へと変わっていったことを述べています。この頃のキーワードは「戯作者のギャラ事情」と「相撲」でした。写楽などのギャラは…。
江戸文化を愉しむ一冊です。
そして、敏腕プロデューサー蔦重(蔦屋重三郎)の生き方、発想に、これからを生きるヒントを得られるかもしれません。
【関連】
◇伊藤賀一(@itougaichi)( X )
◇大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK)
◇『蔦屋』(谷津矢車・著)(2018/10/12 集団「Emication」)
◇『絵師の魂 渓斎英泉』(増田晶文・著)(2019/07/13 集団「Emication」)
◇『気散じ北斎』(車浮代・著)(2024/04/13 集団「Emication」)
【関連 その2】
◇World AIDS Day 2024(WHO)
◇World AIDS Day(UNAIDS)
◇12月1日は「世界エイズデー」(厚生労働省)
◇令和6年度「世界エイズデー」特設ページ(API-Net エイズ予防情報ネット)
◇レッドリボン ライブ RED RIBBON LIVE
【関連 その3】
◇サントリー1万人の第九(サントリー)
◇サントリー1万人の第九(MBS 毎日放送)
今日12月1日は、1988年にWHOが制定した「World AIDS Day(世界エイズデー)」です。
エイズに関する啓発活動などの実施を提唱し、この日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。1996年からは UNAIDS も、この活動を継承しています。
今年のキャンペーンテーマは、『U=U 知ることから、もう一度。12月1日は世界エイズデー。』です。
また、今日は サントリー1万人の第九 2024 の LIVE中継が行われており、第九の演奏を愉しみます。
「年末に聴かなければ…」との思いはありませんが、大好きな催しです。
あなたの World AIDS Day は、どのような一日でしたか。
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』が描く蔦屋重三郎を取り上げた『これ1冊でわかる! 蔦屋重三郎と江戸文化: 元祖・敏腕プロデューサーの生涯と江戸のアーティストたちの謎を解き明かす』(Gakken・刊)です。
【謎多き江戸のメディア王の「べらぼう」におもしろく波瀾万丈な生涯と、当時の江戸文化がこれ1冊でわかる!】
蔦屋重三郎に、大河ドラマに、浮世絵に興味を持ったらこの1冊!
謎に包まれた元祖・敏腕プロデューサーの人物像はもちろん、蔦重が関わった東洲斎写楽・喜多川歌麿・葛飾北斎をはじめとする浮世絵師や文人たちの生涯や代表作、当時の時代背景やカルチャーについて、「日本一生徒数の多い社会科講師」が解き明かします。
浮世絵や大衆文学本の画像も多数掲載しているので、読んで・見て楽しめる内容となっています。
世界に誇る日本のアーティストをプロデュースし、江戸のエンターテインメント界を席巻した蔦重のビジネス手腕も含め、歴史マニア以外の方でもわかりやすく楽しめる1冊が誕生しました!
以前読んだ『蔦屋』(谷津矢車・著)が、地本問屋 小兵衛を通して蔦重(蔦屋重三郎)の生き様、プロデュースぶりが描かれていました。
本書も、蔦重(蔦屋重三郎)の生涯を描いていますが、項目ごとコンパクトに記され、図版が多く添えられており、【蔦重のハンドブック】と言える内容と構成です。
NHK大河ドラマ『べらぼう』を観るとき、手元にあると、より楽しめるかもしれません。
表紙、中表紙を開くと、東洲斎写楽の役者絵が4ページ、続いて喜多川歌麿、葛飾北斎の作品がそれぞれ見開きで載っていて、それに魅入りました。
各項目は、読むやすい文章で、説明がよく分かります。そして、終わりに「キーワード」が地色をつけて載っており、内容の補足(?)があります。
例えば、「次世代の育成を進めた蔦重は 幻の浮世絵師「写楽」をデビューさせる」の項では、歌麿や北斎、写楽を育成者(トレーナー)として育て、戯作や狂歌絵本が“浮世絵”へと変わっていったことを述べています。この頃のキーワードは「戯作者のギャラ事情」と「相撲」でした。写楽などのギャラは…。
江戸文化を愉しむ一冊です。
そして、敏腕プロデューサー蔦重(蔦屋重三郎)の生き方、発想に、これからを生きるヒントを得られるかもしれません。
目次
はじめに
第1章 メディア王・蔦屋重三郎の生涯
[略年表] 享保の改革から蔦屋重三郎が没するまで
[図解] 蔦屋重三郎の仲間たち
第2章 敏腕プロデューサー「蔦重」のすごさ
[知っておきたい「豆知識①] 結婚も離婚も「家」次第
第3章 謎の絵師「東洲斎写楽」
[知っておきたい「豆知識②] 蔦屋重三郎を今のメディアにたとえると?
第4章 蔦重が見出した江戸のアーティスト
[知っておきたい「豆知識③] 文人の多くは「本業」を持っていた!
第5章 もっと知りたい! 江戸と蔦重
蔦重ゆかりの地を訪ねる
おわりに
【関連】
◇伊藤賀一(@itougaichi)( X )
◇大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK)
◇『蔦屋』(谷津矢車・著)(2018/10/12 集団「Emication」)
◇『絵師の魂 渓斎英泉』(増田晶文・著)(2019/07/13 集団「Emication」)
◇『気散じ北斎』(車浮代・著)(2024/04/13 集団「Emication」)
【関連 その2】
◇World AIDS Day 2024(WHO)
◇World AIDS Day(UNAIDS)
◇12月1日は「世界エイズデー」(厚生労働省)
◇令和6年度「世界エイズデー」特設ページ(API-Net エイズ予防情報ネット)
◇レッドリボン ライブ RED RIBBON LIVE
【関連 その3】
◇サントリー1万人の第九(サントリー)
◇サントリー1万人の第九(MBS 毎日放送)
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