2017年04月10日
『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』(サンキュータツオ・著)
雨は降りませんでしたが,“寒~い”一日でした。
この時期は「花冷え」という表現がありますが,今年は“この季節らしい暖かさ”がなく,似合わない感じです。
「冬の寒さ」は言いすぎでしょうが,逆戻りしたような一日でした。
明日は再び雨予報です。寒い日でないとよいですが…。
4月に開館・開校した つくで交流館と作手小学校では,まだ外構工事が続いています。
*つくで交流館からの情報発信は,こちらから↓
◇新城市「市教委だより」(共育関係)
来館者や来校者が「入口はどこかな?」と迷うことがありました。今日,つくで交流館の前に,案内板が立ちました。
まだアプローチの工事が続きますが,初めての方にも分かりやすくなったでしょう。
新年度が始まり,スキップしているような子供,爽やかな笑顔の新入社員,新風吹き込む転勤者などを見かけると,こちらもシャッキとしなくてはと感じます。
そんな時期に,2013年4月に紹介した本を思い出しました。最近(?),文庫にもなったようです。
その本は,『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』(サンキュータツオ・著)
です。
当時の記事を引用して,紹介します。
**** 以下 2013年の記事 *****
昨年の本屋大賞で1位に輝いた『舟を編む』(三浦しをん・著)が話題になり,この4月には映画が公開されました。
ほとんどの人が手にしたことのある「本」なのに,話題になることは少なかった辞書を作ることに注目が集まっています。
この本も,「それに乗っかったのか」と思いましたが,著者のサンキュー氏は辞書200冊を超える辞書コレクターだそうで,辞書ごとの特徴,その魅力を語っています。
4月は“新しく辞書を購入する時期”ですが,何気なく選んでいると思います。
この本には,「辞書を買う前に知りたかった」という話題が満載です。
「はじめに」に,こんな記述があります。
そのことが,いろいろな例をあげながら述べています。
本を読みながら,「新明解」の発行が話題になったことを思い出しました。
国語辞典の話題で,おじいちゃんと孫が会話できる(?)とありました。
この本を読んで,国語辞典を“読みたく”なりました。
近いうちに2冊目の国語辞典を買いに行こうと思います。
【関連】
◇新城市「市教委だより」(共育関係)
◇サンキュータツオ教授の優雅な生活
この時期は「花冷え」という表現がありますが,今年は“この季節らしい暖かさ”がなく,似合わない感じです。
「冬の寒さ」は言いすぎでしょうが,逆戻りしたような一日でした。
明日は再び雨予報です。寒い日でないとよいですが…。

*つくで交流館からの情報発信は,こちらから↓
◇新城市「市教委だより」(共育関係)
来館者や来校者が「入口はどこかな?」と迷うことがありました。今日,つくで交流館の前に,案内板が立ちました。
まだアプローチの工事が続きますが,初めての方にも分かりやすくなったでしょう。
新年度が始まり,スキップしているような子供,爽やかな笑顔の新入社員,新風吹き込む転勤者などを見かけると,こちらもシャッキとしなくてはと感じます。
そんな時期に,2013年4月に紹介した本を思い出しました。最近(?),文庫にもなったようです。
その本は,『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』(サンキュータツオ・著)
当時の記事を引用して,紹介します。
**** 以下 2013年の記事 *****
昨年の本屋大賞で1位に輝いた『舟を編む』(三浦しをん・著)が話題になり,この4月には映画が公開されました。
ほとんどの人が手にしたことのある「本」なのに,話題になることは少なかった辞書を作ることに注目が集まっています。
この本も,「それに乗っかったのか」と思いましたが,著者のサンキュー氏は辞書200冊を超える辞書コレクターだそうで,辞書ごとの特徴,その魅力を語っています。
4月は“新しく辞書を購入する時期”ですが,何気なく選んでいると思います。
この本には,「辞書を買う前に知りたかった」という話題が満載です。
「はじめに」に,こんな記述があります。
私たちは何かを選ぶとき,自分の目と耳を信じて選びます。でも,迷ったり,よくわからないときは,情報誌を読んだり,専門家やよく知っている人の意見を参考にしたりしますよね。何となく「国語辞典は,どれも同じ」と思っている気がしますが,国語辞典には,とても“違い”があります。
洋服を買うのであれば(略)
では,国語辞典を選ぶときはどうでしょうか? 国語辞典となると,情報誌や詳しい友だちというのがなかなか見つけにくいのではありませんか。
でも,あなたは国語辞典を生涯で何度か買うはずです。(略)
そのことが,いろいろな例をあげながら述べています。
本を読みながら,「新明解」の発行が話題になったことを思い出しました。
国語辞典の話題で,おじいちゃんと孫が会話できる(?)とありました。
たとえば夏目漱石の『吾輩は猫である』は,別におじいちゃんが若いころに読んでも,いまの時代に孫が読んでも,書いてあることは一緒なわけです。でも国語辞典はちがうんですよ! 「お前の版の〈恋愛〉はなんて書いてある? おじいちゃんのときの国語辞典ではこう書いてあるぞ」っていう話ができるんです。同じ国語辞典でも,「版」により言葉の説明が変わっているそうです。上の「恋愛」も,新明解国語辞典で変遷(?)が紹介されています。
この本を読んで,国語辞典を“読みたく”なりました。
近いうちに2冊目の国語辞典を買いに行こうと思います。
目次**** 以上 2013年の記事 *****
はじめに
第1章 広くて深い 辞書の世界をナビゲート
1.国語辞典は、みんなちがう!
3.辞書の中にもブランドがある
7.辞書のディテールを楽しむ など
第2章 タツオセレクト!オススメ辞書ガイド
1.キャラクターで解説!個性派辞書図鑑
2.まだまだある!紹介したかった「国語辞典」たち
3.タツオオススメ「辞書関連本」
ことばのぬまのおくがき(あとがき)
☆登場人物(?)
マイノリティの味方!ワイルドな秀才 『新明解国語辞典』
話のわかる副委員長的存在 『集英社国語辞典』
都会派インテリメガネ君! 『岩波国語辞典』
スマートな現代っ子 『明鏡国語辞典』
実はイロイロ知ってる文学青年 『新潮現代国語辞典』
相談役にぴったり!表現力豊かなアーティスト 『ベネッセ表現読解国語辞典』
現実主義!!クールな理系男子 『新選国語辞典』
など
【関連】
◇新城市「市教委だより」(共育関係)
◇サンキュータツオ教授の優雅な生活
Posted by ガク爺 at 19:30│Comments(0)
│読書
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