2021年02月20日
総会。「錆びた頭が汗を…」

天気のよい日,“暖かくなった”と思うのですが,当地は「寒かった」,そんな一日でした。
午後,地区総会でした。
年に2度,定期総会を開いていますが,新型コロナ禍のため,年度初めの総会は,緊急の検討事項もなかったことで資料配布と検討で進められました。
年度末の総会では,事業報告,会計報告などの議事とともに,次年度の役員選出があり,運営方法の工夫と感染予防をして開催されました。
これまでの役員のみなさん,ありがとうございました。
地域のみなさん,次年度もよろしくお願いします。
昨夜,大学生の行う「模擬授業」があり,参加しました。以前,“教員採用試験の話”を教えていただき,そのお礼とともに3枚のスライドを送りました。その1枚「教師という仕事」を題材に授業をしよう(したい)と企画された模擬授業です。
模擬授業について,学生の所属する研究室の記事になっています。
教員や学生に向けた話をするとき,“視点を変える”きっかけとして利用するスライドの一枚です。
授業のことを聞き,「どのような扱い,切り口にするだろう」と考え,ノートに書きだしました。A,B,C…いろいろありそうです。
そして今日…。
授業者から画像が示されます。

そして,生徒が考えます。
「こうしたら…」「これだったら…」絵が動いていきます。
これらに“驚く”自分に驚きました。
この授業では,普段から使っているGoogle スライドに,生徒用のスライドを用意され,そこに“考え”を表しています。
1人1台端末の授業で“あたり前の姿”ですが,錆びた頭に気づいていない自分には“えっ”でした。
生徒が,自分の「画像」から「言葉」,そして「○○の授業」へ,「(教師として)子供にとって」でまとめる構想で,とても新鮮で魅力的なものでした。
錆びついた頭が,ギシギシ音をさせながら,動いていきます。
授業が終わり,“画像が伝えるもの”について意見交換がありました。
「なるほど…」「そうか…」「そうかも…」…
話を聞きながら,“へそ曲がりになって”話をしたくなってしまいました。
「この箱が~だったら…」
画面からも「何を言い出すの?」の表情が感じられますが,この人達には伝わるだろうと確信し続けました。
「まさに真の対話ができた2時間」と玉置さんが表現したように,錆びついた頭が汗でびっしょりになった,充実した時間を,楽しく過ごしました。
この先,魅力的な教育者・教育実践者となり,活躍していただける皆さんだと確信しました。
ありがとうございました。
【おまけ;画像3種】
左上;提供したスライドに使用。
左下;3番目が「Reality」に。
右 ; 3番目が「Justice」。柵の種類が違い,3番目は網。競技はサッカー。

【関連】
◇2021年2月19日仕事日記(玉置研究室)
◇Google画像検索「equality equity」
※ 画像検索すると,上記3種も含め,さまざまな画像が見つかります。
ただし,日本(語)で作成されたと思われる図は,上位に表れません。
日本の現状に合わせて作成してしたものがあれば,拝見してみたいものです。
【追記 2021/03/14】
◇教育の在り方について話す会での学び (矢崎)(玉置研究室)
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