2020年09月27日

「ポストコロナの授業」。『ちか100かいだてのいえ』(いわいとしお・作)

菓子0927。 朝から青空の綺麗な日で,乾いた風が気持ちのよい一日でした。
 たくさんの洗濯物が,気持ちよく乾きました。


 昼食後,テレビを見ながら話をしていると,不気味な音がして揺れ(13:15)が来ました。徐々に大きく長く揺れました。地震です。
 揺れのなか,家族のケータイ,続いて自分のケータイが警報音を鳴らしました。予測の間もなかったようです。

 当地の揺れは「震度4」でした。被害の出る揺れではありませんでしたが,久しぶりの大きな揺れに驚きました。(地震の項,追記)



 午後,北海道教育大学教職大学院セミナー「いま、学校をアップデートする」に参加(視聴)しました。
○ 講演  「ポストコロナ時代を想定したICT活用」 堀田龍也氏(東北大学)
○ シンポジウム  「ポストコロナの授業を考える ~コロナ禍の実践をふまえて」
  「コロナ禍での学校アップデート」 安井政樹氏(札幌市立幌北小学校)
  「熊本市のオンライン授業の取組から学ぶ」  前田康裕氏(熊本大学)
  「遠隔教育の視点から」 重田勝介氏(北海道大学)
 ・指定討論 堀田龍也氏(東北大学)
 ・パネリスト,参加者によるディスカッション
  司会 姫野完治氏(北海道教育大学)
 これからの“学校教育”について考えることが盛りだくさんのセミナーでした。

 話のなかで
 「オンラインか対面か」ではなく,5年後,10年後,20年後…の学び・学校をどう考えるか。
とありました。指定討論でも,取り上げていました。
 現在も学校運営や授業進行が,新型コロナウイルス感染の予防をはじめ,目の前の対応や処理に追い立てられているのではないでしょうか。
 それは大切なことですが,“5年後,10年後,20年後…の学び・学校”について検討し準備することが,より重要です。セミナーでの話題は,どれも“それ”に気づかせ,考えさせられました。

 新型コロナウイルス感染拡大で「教育委員会や管理職の意思決定スキルが致命傷になる」ことが顕在化しましたが,それに気づいていない自治体・地域が多いような気がします。
 みなさんの地域,お子さんの学校は,“迅速で適切な意思決定”がされていますか。保護者の行動が“5年後,10年後,20年後…の学び・学校”を創っていくように思います。

 学びの多いセミナーでした。ありがとうございました


 こうしたオンラインセミナーなどの情報を得られる機会が増えました。新型コロナ禍での変化・転換で,田舎者にも学びが広がります。嬉しいことです。



 子供達に人気のある「100かいだてのいえ」シリーズを,ゆっくり読んだことがありませんでした。
 図書館で2冊借りました。その一冊『ちか100かいだてのいえ』(偕成社・刊)です。
 おふろが だいすきな クウちゃんという おんなのこが いました。
で始まるお話は,上から下に進んでいきます。
 お風呂に入っていたクウちゃんに,「わたしのいえの ちか100かいで これからパーティーがあるの。あそびにこない?」と声がします。誰の声かも分かりませんが,クウちゃんは行くことにしました。

 10階ごとの住む人(生き物)に出会い…。
 100階にいたのは…。そして,100階での出来事は…。
「クウちゃん,ありがとう! またいつでも あそびに いらっしゃい」
「とっても たのしかった! (略)も おげんきで!」

クウちゃんは,あったかいきぶんで おうちへと かえっていきました。
 お子さんと一緒に,地下の家に入っていきませんか。
 お子さんと,どんなお話ができるかな。楽しみましょう。



【関連】
  ◇いわいとしおinformation (@iwai_unofficial)(Twitter)
  ◇『100かいだてのいえ』
  ◇『うみの100かいだてのいえ』
  ◇『そらの100かいだてのいえ』


【セミナー関連】
  ◇北海道教育大学教職大学院
  ◇ほりたん (@horilab)(Twitter 堀田龍也氏)
  ◇安井 政樹(Facebook)
  ◇前田康裕 (@yasumaeda)(Twitter)
  ◇Katsusuke SHIGETA・重田勝介 (@shigejam)(Twitter)
  ◇姫野完治(Facebook)  
タグ :読書ICT教育


Posted by ガク爺 at 17:30Comments(0)読書教育