2019年06月24日
『教育という「仕事」』。「若宮様」(つくで百話)

梅雨時の天候が続くようですが,当地は明日も晴れて暑くなる予報です。
午後,教員を目指す大学1年生への就職指導のお手伝いを,昨年に続いて行いました。
入学して3か月,大学生活を楽しんでいる時期に,改めて“将来に向かう気持ち”を見つめる機会にしようという講座でした。
内容は,昨年の話をベースに“今どきの話”を加えて構成しました。
はじめの話の後,グループワーク,その発表,そして,発表を受けての話,振り返りで進めました。
グループワークでは,まず一人ずつ「教員を目指した理由」を入れて話をし,その後で教員,教職の「良いところ(魅力)」と,「心配なこと」を出し合って話をしてもらいました。
その発表は…。
今年も感心と納得する内容でした。
発表を受け,『教育という「仕事」』という視点で話をしました。
それぞれが“見つめる”きっかけとなる機会になったでしょうか。
『つくで百話』(1972・昭和47年 発行)の「文化財と信心」から紹介です。
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若官様
大和田白鳥神社の拝殿の御神体の傍らに若宮様という木の祠が合祀されております。これは御維新戦争(一説には西南役とをいう)に徴発されたまま帰還しなかった二人の青年の霊をまつるために建立されたものであります。お国のためということで徴発をうけた若者が,「若し自分等が,帰らなかった場合には,戦死したものと思って,お墓を建てて欲しい。」といいのこして,戦争にでかけましたので,その意志を尊重して,大和田村でこれを建てて,若宮様とよんでおります。
毎年,白鳥神社の祭礼のときには,若宮様へもお供えをしておまつりをすることにしております。
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注)これまでの記事は〈タグ「つくで百話」〉で
Posted by ガク爺 at 19:30│Comments(0)
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