2023年07月03日

インターネット回線。 5-1.3 入営入団 (作手村誌)

花0703。 天気のよい日で、気温が上がり暑くなりました。
 午前中、打合せがあり駅前のワークスペースを初めて使用しました。喫茶店などを考えていましたが、「一人○分○○円」の料金でゆったり話ができました。
 これからも利用したい場所でした。感謝。



 生活スタイルが変ってきていて、いろいろと見直しを進めています。
 インターネット回線もその一つで、これまでCATV(ケーブルテレビ)のインターネットをセット利用しています。
 このまま使い続けるか、速度を変えるか、あるいはモバイルWi-Fiルーターを利用するのか、ケータイのデザリングで十分なのか…、選択できる方法はいろいろあります。
 今のインターネット利用状況で、必要な“回線速度”は?
 ケータイのデザリングで使う“データ容量”は、契約の範囲内か?
 モバイルWi-Fiルーターは、“範囲エリア”内か?

 いろいろ比較し試していますが、何を“決め手”にするのかな。



 『作手村誌』(1960・昭和35年発行)から「第二編 村の沿革と歴史 - 第七章 兵事」」の紹介です。
 今年、太平洋戦争終結から78年になります。明治維新から太平洋戦争終結までの77年を超えました。
 戦争と平和について考える機会としたいと思います。
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    第二編 村の沿革と歴史

    第七章 兵事
  第二節 徴兵及び微募

(つづき)
  入営入団
◎郷土の陸軍軍衛及び所管の海軍区
 明治六年一月全国に六鎮台が置かれて愛知県は名古屋鎮台の所管に属した。明治十八年に豊橋に歩兵第十八聯隊が置かれた。明治二十一年五月に名古屋鎮台を第三師団と改められた。明治二十九年に歩兵第五旅団が名古屋城郭内に置かれ次いで三十年九月に豊橋歩兵第十八聯隊に静岡歩兵第三十四聯隊を加えて歩兵第十七旅団が編成された。
 日露戦後軍備の充実拡張から明治四十一年に豊橋に第十五師団が新設され、愛知県は名古屋の三師団と共に二個の師団となった。明治四十二年豊橋に騎兵第二十五、二十六の両聯隊が設置された。大正十四年五月軍備縮少が行われ十五師団も遂に廃止となり、歩兵第十八聯隊と騎兵聯隊を第三師団の隷下として残すのみとなった。
 昭和十二年七月七日、日華事変より戦争拡大し大部隊の出動から軍機保持上昭和十五年七月から中部第何部隊と称することになり各地に部隊が置かれた、又出動部隊はその部隊長の氏をとつて何々部隊と称した。
 この外日清戦後は朝鮮に、日露戦後は満州に守備隊が置かれて本村出身兵で派遺された者も多くあった。
 海軍区は明治十九年横須賀、呉、佐世保、舞鶴、室蘭の五海軍区に海軍鎮守府が置かれた。本県は横須賀鎮守
府の所管であったが大正十一年七月に呉鎮守府の所管となった。その後海兵団ととかわり本村は呉海兵団、大竹海兵団に主として入団した。又戦争の熾烈となった昭和十九~二十年頃は各地に海軍航空隊が置かれて飛行予科練習生や応召軍人を入隊せしめた。

 徴兵検査及び海軍志願兵検査で合格者に対してはその年の処要兵員数によって抽せんにより現役に服する者を決定し、他の者は補充兵役として要員の都度現役に服せしむることとした。
 入営入団には出発の前夜家庭で近親者や近所の者が集って門出を祝い翌朝氏神様に参拝して武運長久を祈願し、部落の代表者から祝辞と激励の辞が述べられ、部落民や生徒の見送りを受け万歳の声に送られて出発した。村吏員や家族の者の付添で指定の宿舎に落着き安眠をとり翌日営門をくぐって緊張した空気の中に身を堅くして身体検査を受け軍服に替えて初めて帝国軍人となり私服を付添の者に渡し暫しの別れを惜しみ愈々厳しい軍隊生活に入るのであった。身体検査の結果疾患者に対しては即日帰郷が命ぜられたが、中にはこれを不名誉として当分家へ帰らない者もあった。
(つづく)
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 注)これまでの記事は〈タグ「作手村誌」〉で



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Posted by ガク爺 at 17:00│Comments(0)日記作手
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