2017年03月21日
話「象と小枝」

「明日から暖かくなり…」との予報通り,明日は“春”になっていくかな。
今日,“同じ用件”で,3つの店舗を訪ねました。
「○○をしたいと…」とお願いし,対応いただきました。
店舗ごとに違うのは当然ですが,受ける印象(?)が大きく異なりました。
その違いが,どこから生まれるのか…。
今日は,“人の違いよりも,“店の違い”が表れていたように感じます。
「社員教育…」の違いなのでしょう。
間もなく新年度,新入社員を迎え“新しいスタート”となります。年度末の再点検をし,それを活かして4月を迎えましょう。
みなさんは,大丈夫ですよね。
話は変わりますが,メールマガジンに,「象と小枝」という話が紹介されていました。ご存じの方も多いと思いますが,ご紹介します。
インドでは子象が逃げ出さないよう服従を教えるために,子どものうちに頑丈な木など動かせないものにつないでおくそうだ。
子象がもがいても頑丈な木はびくともしない。
そのうちに子象はいわゆる「学習性無力感」を学び,何をしても逃げられない,いましめは解けないのだと思い込むようになる。
そうすると,成長した象を,折れそうな小枝につないでおいても逃げなくなる。
それどころか,逃げようと試みることもしないそうだ。
同様のことが僕たちの人生にも起こる。
「人生はもともと単調なものだ、変えることなどできない」
と言われ続けたら,だんだんそんな気がしてきて,やがて,その通りだと思い込むようになる。
象と同じで,それが信念になってしまうのだ。
結果として,思考が狭くなり,のびのびと物事が考えられなくなる。
「小枝にしばられたゾウ」(ジェフ トンプソン・著)より
気づかぬうちに,身の回りに「小枝」が増えているかもしれません。
ちょっと勇気を出して,その小枝を折れば,新しい世界に踏み出せます…
【今日の小咄】
朝の会話。
母「忘れ物ない?」
私「学校に着いてみないと分からない。」
この会話が何年も続いている。