2018年12月28日
「今と昔の生活のちがい」《生活の移り変わり 10》

今朝は,家の周囲が薄っすら白くなっていました。夜中に雪が舞ったようです。ニュースが伝える北海道や東北のように吹雪くことはありませんでしたが,“冬の到来”を強く感じる天候でした。
今日12月28日は,多くの会社・事業所が「仕事納め」で年内最終の営業日です。公官庁は「御用納め」で首長からの訓示(?)があったことでしょう。
仕事納め・御用納めの方々は,明日から年末年始の休みですが,この時期が“忙しい”と言われる方々も少なくないと思います。
昨今の「働き方改革」では,こうした“休日に働く方”には,どのような方策を考えているのでしょう。
国民全員が“休み”にしたら…。
みなさん,年末年始をどのようにお過ごしですか。
文集「こうやまき」から,「生活の移り変わり」の一話です。
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『今と昔の生活のちがい』 (文・協和5年 女子)
わたしのおばあさんは,今,六十一才です。
おばあさんが,およめに来たころの作業着は,着物を着て仕事をやったそうです。かすりの着物や,しまの着物に,はばのせまい帯をしめ,たすきをかけて,足にははばきをして田えをしたそうです。
田値えのときは,ぶよがくったり,とても,かなしかったそうです。
雨降りには,牛おいがさをかぶって,ござや,みのを着て仕事をしたそうです。
田は,自分たちの手でおこしたり,牛にすかせたりして,昔の人たちは,たいへん苦労したことだと思います。
それに比べると,今では,良い作業服ができて,田植えには,長ぐつをはくので,足をぬらさなくてもできるし,雨が降っても,ビニールのかるいカッパを着るので仕事がやりやすくなったと,おかあさんが話してくれました。
田も,こううんきでおこすようになったし,田植えも機械で植えるようになったので,はやく,らくにでき,ほんとうにべんりになったと思います。
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お子さんは,お爺さんお婆さんから「昔の話」を聞く機会がありますか。
【おまけ】
新城市立作手小学校の「校歌」を作曲したたにぞうさんが,12月16日の「たにぞうさんと仲間たちのクリスマスコンサート ~みんな集まれ、ブンバ・ボーーン~」でプログラムに入れてくれました。
歌詞に込めた思いが歌に乗って伝わってきました。