2020年01月03日
蕗の薹。「菅沼氏の城」(続 つくで百話)

正月三が日が終わり,勤めの方は「仕事は6日から…。」と休みが続くかもしれませんが,生活リズムは整っていますか。
「年末年始も仕事で…。」というみなさんのおかげで,出先で楽しく過ごせ,買い物もできます。ありがとうございます。
野には蕗の薹が芽を出していました。
例年だと雪を除けて見つかるのですが,暖かい今年は“青々としたなか”で見つかります。
蕗の薹(フキノトウ)はキク科フキ属の多年草で,日本原産の山菜で全国の山野に自生しています。蕗の薹は蕾の部分にあたり,この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(蕗)が出てきます。季節を感じ,味わいを楽しんでいますか。
春の季節を表現する山菜として,日本料理には欠かせない食材です。独特な芳香と苦味を,香辛料として使用したり,早春の食材として,てんぷら,和え物などに広く利用されています。
『続 つくで百話』(1972・昭和47年11月 発行)の「作手のお城物語(その二)」からです。
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作手のお城物語(設楽町 沢田久夫)
菅沼氏の城
菅沼城
下菅沼字城山にあります。城山は菅沼山楽法寺の前方にある比高二〇メートル程の丘陵で,海技五四〇メートル。城山に稲荷様が祀ってあるところから,里人は稲荷山ともいいます。丘の西南半分は既に畑となり,北東部は菅沼川に臨んで崖状をなしています。城郭のあとは今の墓地付近で,現存部分は林地となり約三〇〇平方メートルの削平地の,東側と西側に堀切があります。
城主は永享六年将軍の命をうけて菅沼俊治を攻め滅ぼし,その跡を襲った土岐新三郎定直で,後にその在地を称し菅沼と改めました。彼には二子があり,長男を定成といい,島田に移り,二男満成は荒尾にも居たといいますが,永正五年(一五〇八)長篠に移りました。元成は文明二年(一四七〇)田峯城を築き二男定信(貞吉ともいう)を連れてこれに移りますが,長男貞行は島田にとどまりました。この菅沼氏については,書くと長くなるので,またの機会にゆずることにします。
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Posted by ガク爺 at 17:00│Comments(0)
│作手
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