2016年09月28日
「子育て・しつけ」(「諺・言い伝え集」より)

旅の途中です。
旅のお話は,また。
こでまでに2度,『冊子「ふるさとに生きる諺・言い伝え集」』に掲載されている諺や言い伝えを紹介しました。
今回は,「子育て・しつけを教える ことわざ・言い伝え」の項からです。
○なすの花と親の意見は,千に一つの無駄がない。
-なすの花は必ず実を結ぶ。親の意見にも無駄がないのでよく聞くべきだ。
○孝行したい時に親はなし。
-親孝行は早いうちにしてあげなさいよ。
○「かご」を頭にかぶるな。
-背が伸びなくなる。
○夕方遅くまで川にいると「河童」が出る。
-川は暗くなると危険がいっぱいだ。いつまでも遊んでいてはいけない。
○三つ子の魂百まで。
-子供の頃に身につけたことは,生涯ついてまわる。
○可愛い子には旅をさせろ。
-少々の心配があっても外へ出していろいろ体験させた方がいい。
-子供がほんとうに可愛いなら,親の側で甘やかしてはいけない。
聞いたことのある話はありますか。
そして,みなさんの家や地域に残っているものはあるでしょうか。
社会や家庭の状況が変わってきており,そのままで伝わってはいないでしょうが,少し読み替えると「今」も大切にしたい諺や言い伝えが多いと思います。
冊子の続きは,またの機会に。
【今日の小咄】
弟は幼稚園のとき,動物園でずっと猿を見ていたことがあった。
理由は,人間に進化する瞬間を見たかったからだそうだ。
Posted by ガク爺 at 20:30│Comments(0)
│風俗・歴史
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