2016年11月07日
今日は「立冬」

今日は,二十四節気の一つ『立冬』です。
朝夕は冷え込んでおり,日中の陽射しも弱まって,“冬”が近いことを感じさせます。木枯らし1号や初雪の便りが届くなど,冬が近づいてきたことを実感させられます。
遅れている紅葉ですが,今週半ばには“寒さ”がやってくるようです。紅葉もこれからが見頃です。
秋から冬へ移っていく“季節”を感じたいと思います。
ニュースが,東京デザインウィークで起きた痛ましい事件について,伝えていました。
合掌
展示の方法,安全管理などが取り上げられていますが,“記録”について話題にした記事がありました。
◇カメラと銃は似ている。悲惨な映像が安易に出回ることに慣れてる場合じゃない(Film Goes with Net)
“便利なスマホ”は,「いつでも」「どこでも」「簡単に」記録が残せます。
そうした「記録」が,これまでとは違う“発見”になったのが東日本大震災以降の災害記録でした。
今回の事件も災害記録ですが,そのいくつかは「銃と“同じ”」だったようです。
道具の進歩が,その“無神経さ”を,新たに生んだものなのか…,隠れていたものが大きくなったのか…。
それは,分かりません。
ともかく“無神経”は,怖い。そして“銃”になって…。
記事は,次のように終えていました。
映像のやっかいな点はその記録能力の高さゆえに後天的に、貴重な資料になり得てしまうことだ。だから暴力的であっても、世の中に必要とされる。希少性や資料性はその撮影の瞬間にはどれほどのものか、正確に測ることが難しいものなので、歴史のアーカイブを分厚くする、という視点で映像を考えたら、できるだけ多く撮影しておくべきということになる。
しかし、巷に気軽にあふれる動画も写真もだが、暴力性に無自覚に溢れすぎているようにも思う。そしてそうした動画や写真が溢れかえっている状況が当たり前ということに、慣れてきてしまっている自分がいることにも危うさを感じている。
カメラと銃は形が似ている。英語で撮影することをshootするとも言う。銃で撃つことと撮影するという単語が同じであるのななぜなのか。カメラで撮影するという行為は実は銃を撃つことを同じくらい暴力的な行為かもしれない。カメラは、時には1発の銃弾よりも多くの人を殺すことができるかもしれないが。
“道具”は上手に使うもの。
【おまけ】
ドイツ人の映像作家 ヴィンセント・アーバン氏とクリエイティブ集団「猿人 | ENJIN」が制作した日本を欧州の方々に向けて紹介する映像です。