2021年07月01日

全国安全週間。 2.(8-4) 明治の初めの作手 (わたしたちの村)

花0701。 雨の一日でした。今日から七月文月・穂含月・July・juillet)となり,2021年も後半です。


 今日(7月1日)から7日まで,94回目の「全国安全週間」です。
 だんだんと暖かくなり始めるこの時季から,気の弛みなどで“産業災害,交通事故,火災”などの事故が頻発することへ,
持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場
をスローガンに,さまざまな注意喚起や催しが行われます。

 みなさん,"安全な生活”が過ごせるよう,気を引き締めて過ごしましょう。



 郷土読本『わたしたちの村 つくで』(1995・平成7年 改定発行)の「二、作手のうつりかわり」からです。
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    (八) 明治の初めの作手

   5 小学校の始まり
 1872(明治5)年に,「学制」(学校のきまり)が作られ,子どもたちはみんな小学校へ行かなければいけないと決められました。
 そして,設楽郡に66の小学校を作ると決まりましたが,一度にはとてもできないので,後に南設楽郡になったところで,15の学校をつくることになりました。
学校0701。 このとき,作手にできた学校は,左の表の4校です。これらは,みなそれまであった寺子屋を学校にしたのです。
 1879(明治12)年に,新しく教育についてのきまりができ,学校へ行って勉強をしなければならない義務教育の期間が,16か月になりました。
 ところが,その翌年の1880(明治13)年には,このきまりが改められ,義務教育は3年と決められました。そして,学校の数もふえ,作手の小学校は上の表のように9校になりました。小学校0701。 そのころの小学校は,初等科(3年)中等科(3年)高等科(2年)になっていました。しかし,中等科や高等科まで進む人は,ほとんどありませんでした。
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 注)これまでの記事は〈タグ「わたしたちの村」〉で
 注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
 注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。


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  ◇7月の異名「文月」の由来とは(ウェザーニュース)  


Posted by ガク爺 at 17:00Comments(0)日記作手