2021年10月09日
1(2-1-1) 山あいの菅守地区 (わたしたちの村つくで 改訂版)

久しぶりに届いたメールが
金木犀から素敵な香りが感じられる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。と時候の話題から始まっていました。
金木犀の花言葉は「謙虚」です。甘い香りに反して控えめな花をつけることにちなみます。
良い香りを放つ金木犀ですが、実は日本の金木犀は雄株ばかりです。時代はさかのぼり、江戸時代に中国から輸入されたのが雄株だったそうです。雄株を持ってきた理由は、雌株よりも花つきがいいからだそうです。
それ以来、ずっと挿し木で増やしてきたため、日本にはそれしかないみたいです。
金木犀を見ると秋だなと感じますが、秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、、、などたくさんの楽しみがありますね。
すっきり用件の書かれているものが多い中で,ふーっと気持ちの和らいだメールでした。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「1 わたしたちのふるさと作手村」からです。

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2 校区の様子
山あいの菅守地区
校区をたんけんしよう
ももこさんたちは,林間学校でスクールバスに乗って,鳴沢の滝ヘニジマスつかみに行きました。「鳴沢の滝って有名なんだって。観光に来る人が多いって,お母さんが言ってたよ。」と,ももこさんが言いました。
鳴沢の滝に着くまでに,みんなはまわりのけしきをよく見ました。
「山が多くて,遠くの方は見えないね。」
「川や田んぼも見えたよ。でも,小さいね。」
「道がくねくね曲がっているけど,善夫にあるぼくの家の前は,まっすぐだよ。」
など,みんなで楽しくおしやべりをするうちに,いろいろな疑問が出てきました。
そこで,ももこさんたちは,校区の様子がどうなっているのか,地区ごとにたんけんに出かけることにしました。

注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。
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