2025年02月02日

今日は「節分」

柊0202。 今日は「節分(せつぶん/せちぶん)」です。
 暦では、「四季(春・夏・秋・冬)の始まりの日の前日」のことで、年に4回ありますが、特に断りがなければ「立春の前日」を指しています。

 昨年2月3日「今日は「節分」 (備忘録を兼ねて)」の記事で、これまでの蘊蓄を整理しました。
 多くの方が、「2月3日が節分」として覚えていますが、今年は“1日早い2月2日”の今日が節分です。
 思い出すと、2021年の節分も2月2日で、その年は“124年ぶり”でした。
 以下、その日の記事を元にして述べていきます。

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 旧暦で立春を新年とすることから、節分は大晦日にあたります。新しい年を迎えるために、前年の邪気や厄病を追い払い、幸福招来を祈願して「鬼遺(や)らい」の儀式が執り行われました。
 こうした習わしが、柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立て、豆をまいて、邪気を追い払う追儺の行事として続いています。
 今年の「恵方」は「西南西」です。節分0202。
丙・辛の年 丙(巳午の間)≒南南東
  西暦年の末尾 1,6
丁・壬の年 壬(亥子の間)≒北北西
  西暦年の末尾 2,7
戊・癸の年 丙(巳午の間)≒南南東
  西暦年の末尾 3,8
甲・己の年 甲(寅卯の間)≒東北東
  西暦年の末尾 4,9
乙・庚の年 庚(申酉の間)≒西南西
  西暦年の末尾 0,5
 お宅の“”は、追い出せましたか。



節分の話 その2
 節分の日に読みたい話の一つに『大江山』があります。
 紹介するのは、古い小学校の教科書に載っていたものです。
    《読み物》◇「大江山」(昔の教科書より)
    《参考;テキスト版》◇『大江山』(漢字に直されています)(Ronshi)
大江山0202。
 今夜の読み物にいかがですか。



節分の話 その3
 1970年に刊行された文集『こうやまき』~子どもが綴った作手村風土記~に掲載の「節分」の話。
  ◇『せつぶん』(村の行事)(文・巴小1年 男子)
  ◇『節分』(村の行事)(文・巴小6年 男子)



節分の話 その4
 鬼と聞いて思い浮かぶのは、“ツノが生え、トラのパンツを履いている姿”です。真偽は分かりませんが、次のような話があります。
 鬼は「東北の方向にいる」と言われています。“干支”でいうと「鬼門」にあたり、それは“”と“”になります。
 だから、牛の角が生え、寅柄のパンツを履いているのです。
 さらに、桃太郎が鬼を退治するために“”と“”と“”を連れていきましたが、これは「裏鬼門」です。

 昔の人は、「目には見えないが良くないもの(邪気?)」「悪いことが起きそうなところ(鬼門)」を上手に避けられるように、風習や言伝え、昔話のなかに取り入れていたようです。

 不安定な景気、物価高、社会情勢のなか、“追い払いたいもの”がたくさんあります。それに向けて“”をまきましたか。その豆は何でしたか。
 無病息災な一年でありますように!



節分の話 おまけ
 「恵方巻」についてのメモを掲載。
  ◇「節分」の話題は,何?(2017/02/01 集団「Emication」)  


Posted by ガク爺 at 12:13Comments(0)日記