2018年03月06日
1年間を終えるとき その2(1985年)
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明日の朝は…。
今日は,二十四節気の一つ「啓蟄」です。
「啓」は“ひらく”,「蟄」は,“土の中で冬籠もりしている虫”という意味です。
今まで土の中にいた虫たちが,春の到来を感じ,草木の芽吹きとともに,地上へ這い出してくる頃です。
しかし,今週の天候は“春の暖かさ”ではなさそうです。寒暖の変化に,体調を崩さないように。
今日は,公立中学校の卒業式でした。
これまでを振り返る一日,そして次に向け夢を語る一日だったことでしょう。
◇公立中学校卒業式でした・・・千郷中では(新城・勝手に応援隊)
◇3.6 『校長の中学生日記』 NO.32(新城市立八名中学校)
◇3月6日(火)<校長室より>『きいちゃん』(一宮市立浅井中学校)
◇卒業式式辞(小牧市立北里中学校)
◇平成29年度 第40回卒業証書授与式 式辞(春日井市立高森台中学校)
◇卒業式の余韻に浸る(東栄町立東栄中学校)
卒業生のみなさん,おめでとうございます。
保護者のみなさん,おめでとうございます。
昨日の小学1年生への「一年生の終わりに」の2本目の記事です。
入学当初から「日記を書く・描く」ことを“普通のこと”として過ごしてきました。もちろん“毎日”を強いてきたわけではありません。しかし,その場があることで「書き続ける意志」を発揮することができた子がいたと思っています。
それを確認し,価値づける記事です。
“毎日帳”(日記)についてお父さん,お母さん,お子さんの一年はいかがでしたか。
子供が,文字を覚え,文章を書くことを覚え,そして上達してきました。子供達は,毎日帳を書くことで,それを積み重ねてきました。4月3日から書き出しましたから,もう280日を越しています。昨日のことからすれば,進歩が加速的に訪れ,上達しているはずです。でも,子供によって差があります。それが,努力の仕方による差だと思います。
子供の発達段階は,三つに分けられると思います。
第一段階…「毎日書くこと」 これが,なかなか難しいことだと思います。毎日帳の数の差が,ここに表れます。苦しいことでしょうが,これを通過しなければなりません。毎日書くことは,「努力を積み重ねる」という「学習のやり方」が身についているかどうかに左右されます。
第二段階…「長く書くこと」 毎日書くようになっても,二行三行をただ書いていても,力にはなりません。今日見たこと,聞いたこと,考えたことを,しっかり書き込むことが大切です。一日あったことを全部書くのも,仕方ないでしょう。それおw手掛かりにして,次に進めたいものです。
第三段階…「一つのことを詳しく書く」 観察するカ,比べるカ,判断する力,調べる力というように,その子の持つ能力を総動員しなければなりません。詳しく書くことで,これあらの力を育てていくことにもなるのです。
今,子供達は,どの段階でしょうか。第一段階より前の子も,第三段階を超えた子もいます。しかし,競争ではないので,急に上を目指しても,うまくいきません。ねらいを定めて,毎日一つずつ,自分から努力しなければなりません。
【今日の小咄】
一つだけ残ったショートケーキを小学一年の息子と分けることにした。 手が離せなかったので,「半分に切って食べていて」と息子に声をかけた。
しばらくして行ってみると,上の半分だけ食べられていた。
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Posted by ガク爺 at 19:15│Comments(0)
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