2016年12月20日

明日は「冬至」。

実1220。
 朝から雨模様で,小雨が降ったりやんだりでした。
 午後になって陽射しの出る時間もあり,“変な天気”でした。



 明日は,二十四節気の一つ「冬至」です。一年で昼が一番短く,夜が一番長い日です。「一陽来復」,日の長さは徐々に伸びていきます。
 「一陽来復」は,五経の一つ「易経」に出てくる言葉です。
 復,亨。出入无疾,朋來无咎。反復其道,七日來復。利有攸往。
  復は亨る。出入疾(やまい)なく,朋(とも)来たりぬに咎(とが)なし。反復その道,七日にして来復。往くところ有るに利(よろ)し。
 復は一陽来復して漸次に陽が長じて行く時。小人に剝尽(はくじん)された君子の道が次第に伸び栄えていく。陽気が下から長ずるのを害するものなく,陽気が集まり次第に伸び栄える。過失は犯さない。陽気が天道を反復往来し,剝尽から七変化してまた来復する。進み行くがよい。
 陰暦10月に陰がきわまり,冬至に陽が初めて生じます。そして,冬至を境に日が長くなることから,冬至に太陽の力が復活してくるのです。

 また,古くからの風習として,冬至の日に「柚子湯に入る」「小豆粥を食べる」「『ん』のつく食べ物を食べる」というものがあります。
 冬至に「カボチャを食べる」のは,「カボチャ」は「なんきん」と呼ばれ,「ん」のつく食べ物であり,カボチャを食べると“中風”にならず,“長生き”するという伝承があります。

 自然と寄り添って生きてきた日本人の知恵を感じながら,明日,冬至の「食」と「住」を楽しみましょう



【今日の小咄】
 京都の三十三間堂で,係員が「帽子を脱いでください」と言うと,「かつらはいいのですか」と真顔で聞いた男性がいた。
 係員はちょっと考えて,「まあいいでしょう」と答えた。




【備忘録】
 先日,「残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動」を,松本市が呼びかけていることを知りました。
○ 注文の際に適量を注文しましょう。
○ 乾杯後30分間は席を立たず料理を楽しみましょう。
○ お開き前10分間は自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。
 懇親会や宴会で“話をすること”は,とても大切なことですし,それに時間をとってほしいと思います。
 しかし,「食べ残し」は,無くしたいものです。
 忘年会のシーズンです。みなさんも,取り組みませんか
  ◇残さず食べよう!30・10(さんまる いちまる)運動(松本市公式ホームページ)



同じカテゴリー(日記)の記事画像
雨水。 6-04 中部地区の古石塔(3) (作手村誌57)
5cm高く…。 6-01 古石塔 (作手村誌57)
建国記念の日
答申。 5-19 木和田古城址 他 (作手村誌57)
立春朝搾り。 5-18 作手藩米蔵址 (作手村誌57)
立春 5-16 小和田城址 (作手村誌57)
同じカテゴリー(日記)の記事
 雨水。 6-04 中部地区の古石塔(3) (作手村誌57) (2025-02-18 17:30)
 5cm高く…。 6-01 古石塔 (作手村誌57) (2025-02-13 17:30)
 建国記念の日 (2025-02-11 17:00)
 答申。 5-19 木和田古城址 他 (作手村誌57) (2025-02-10 19:00)
 立春朝搾り。 5-18 作手藩米蔵址 (作手村誌57) (2025-02-05 17:30)
 立春 5-16 小和田城址 (作手村誌57) (2025-02-03 17:30)

Posted by ガク爺 at 19:30│Comments(0)日記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。